バーチャルツアーは自作できますか。
「バーチャルツアーは自分たちでも作れるの?」というご質問をいただきます。
ここでは、自作の場合に必要なもの&制作の大まかな流れをご説明します。
バーチャルツアーは自作できるの?
バーチャルツアーは、必要な機材とソフトを用意すれば作ることが可能です。
撮影や編集の難易度はカメラやソフトによって大きく変わってきますが、今は種類が増えており、初心者でも使いやすいものもあります。
バーチャルツアーを自作する際に必要なもの
静止画タイプ/動画タイプどちらのバーチャルツアーでも必要なものは大きく変わりません。
- 360度撮影用カメラ※専用キットを装着し、一眼レフでも撮影可能
- スマートフォン
- バーチャルツアー作成用ソフト
- パソコン
専用アプリと連動させて360°撮影をする場合には、スマートフォンが必要となります。
データを編集する際にパソコンが必要ですが、360°のデータは通常の写真や映像よりも容量が大きいので、パソコン自体のスペックを確認しておきましょう。
バーチャルツアーを自作する方法
1.撮影
まずは撮影から行います。360°撮影を行う際の最大の注意点は映り込みです。撮影している自分自身や見えてはいけないものが映ってしまわないよう、気を配りながら撮影しましょう。
撮影当日をスムーズに進めるために、事前に間取り図やラフを用意して、撮影ポイントを決めておくと良いです。
2.編集
静止画タイプ、動画タイプそれぞれソフトを使って編集を行います。
静止画タイプであれば、パノラマ写真を繋ぎ合わせてバーチャルツアーを形にします。写真に歪みなどがある場合は補正も必要。画像や動画、マップなどを埋め込む場合は表示させたい箇所に設定をします。
動画タイプはナレーションやテロップを入れたり、コンテンツの正面となる位置を設定します。
随時プレビューを確認しながら、調整しましょう。
3.公開
静止画タイプのバーチャルツアーは、編集ソフトを経由して公開する場合が多いです。
公開後は、iframeタグを使って自社のホームページにバーチャルツアーを掲載することもできます。また、バーチャルツアーを二次元バーコードにして、資料やチラシから拡散することも可能です。
動画タイプの場合は YouTubeを活用すると便利です。通常の動画のようにアップロードするだけで、360°バーチャルツアーとして公開されます。
YouTubeは世界最大の動画プラットフォームでありながら、通常の動画に比べて、360°動画自体はまだ公開本数が多くないので、注目を集めることもできるでしょう。
まとめ
バーチャルツアーは自作することもできますが、機材や編集ソフトの用意など必要なものがあります。また、プロモーション向けにしっかりと作り込む場合は専門的な知識も求められます。
一度きりの撮影であれば、コストと時間を考慮して代行会社に頼むのもおすすめです。
何かお困りのことがありましたら、VRtipsまでご相談ください。