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不動産賃貸のVR内見とは?導入メリットや活用事例を徹底解説

住宅・物件をWebサイトに掲載する際に、
「画像だけでは部屋全体の雰囲気が伝わらない…」
「広さをもっと効果的に伝えたいのに…」

と悩む不動産会社のご担当者様も多いと思います。

最近ではこうした課題を解決に導くツールとして、VRや360度パノラマ画像を活用した物件紹介が増えているのです。

今回は、不動産情報をVRで紹介することのメリットとデメリット、導入事例をご紹介します。

1.不動産賃貸のVR内見とはどのような技術?

VRとは「バーチャル・リアリティ」のことで、目の前に360度映像が広がり「その場で体験しているかのような」疑似体験ができるのが特徴です。VR内見とは、このVR技術を活用して内見を行うことを言います。

実際に現地に足を運ばずとも、空間の様子や雰囲気を感じられるのがポイント。VRゴーグルを着用して体験することで没入感を得ることができますが、タブレットやスマートフォンがあれば誰でも利用することができます。

最大のメリットとしては、自宅や好きな場所に居ながらも内見ができるという点。転居や転勤では、現地で家選びができないという状況も多いため、VRと不動産は非常に親和性が高いと言われています。

2.VR内見が不動産業界・市場に与えた影響とは?

VRを活用することで、スピード・コストの面で効率良く内見を行うことが可能となりました。

リアルな内見は一日に数件が精一杯ですが、VR内見なら一日に何十件も見ることが可能。ユーザーは何度も不動産会社に足を運ぶ必要がなくなるだけでなく、不動産会社も効率良く物件紹介をすることができます。

3.不動産賃貸のVR内見を行うメリット

ここでは、不動産会社がVR内見を行うメリットをご紹介します。メリットは下記の3つ。

  • お部屋の雰囲気をリアルに伝えられる
  • 仲介コストが下がる
  • 一度制作すれば長期的に使える

3-1.お部屋の雰囲気をリアルに伝えられる

賃貸情報サイトで見られる物件情報は、条件面や間取り、各部屋の写真などがほとんど。しかし写真や間取りだけでは、細かい情報を届けることはできません。広さやお部屋全体の雰囲気、床や壁の色、ドアやクローゼットの位置など…。

特に転勤や進学による転居では、現地に訪れることなく家決めをするシーンも多い中、情報が不足しているとユーザーは不安の抱えながらの物件選びになります。

このようなときVR内見なら、360度好きな角度から自由に部屋を見渡せます

全体的な雰囲気やより細かい部分まで伝えることができ、家選びの安心材料となるでしょう。

3-2.仲介コストが下がる

最近のお部屋探しは、不動産会社に行く前にインターネット上にある情報から候補を絞ってから来店する、というようなスタイルに変わってきています。そこで、他社と差がつくポイントは情報の精度や厚み。

VR内見を公開しておくことで、お客様の検討回数が減り、契約までの工数を削減する効果も期待できるのです。

3-3.一度制作すれば長期的に使える

VR内見コンテンツは、一度制作すれば半永久的に使えます。一般的なVR内見コンテンツの費用相場は10~40万円ほど。

店舗に訪れた際はもちろん、公式HPや専用サイトに掲載すれば多くの人にお部屋情報を見てもらうことも可能です。

VR内見によって空き部屋がある状態を1か月・2か月でも早く満室にできると考えれば、初期費用やランニングコスト以上の金銭的メリットも実現できるでしょう。

4.不動産賃貸のVR内見を行うデメリット

続いて、デメリットを3つご紹介します。

  • お部屋の雰囲気を100%伝えられない
  • VRコンテンツの制作コストがかかる
  • VR酔いが生じる可能性がある

4-1.お部屋の雰囲気を100%伝えられない

お子様のいるファミリー層の方は、

「備え付けの家具や家電などは、実際に触って確かめたい」

と思うのではないでしょうか。

VR内見はお部屋の広さや雰囲気を伝えられますが、ぬくもりや手触りまでは感じることはできません。感覚的なものは、やはり実際に訪れて感じてもらう必要があります。

また、隣人や周辺の交通情報についても、現地に訪れないとわからないものです。周辺環境や日当たりの良さを重要視するお客様にとっては、あくまでVR内見は下見。現地での内見で、下見とのすり合わせを行ってもらうことが大事でしょう。

4-2.VRコンテンツの制作コストがかかる

VRコンテンツの導入には制作コストがかかります。現在、360度カメラや三脚、編集ソフトウェアなどは手に入りやすくなりました。

道具を揃えて個人で撮影することもできますが、撮影技術が乏しいと美しく撮影・編集するのは困難です。プロに相談するのが安心でしょう。

お部屋の雰囲気を的確に伝えるためにも、依頼するコスト面を考えておくと安心です。

4-3.VR酔いが生じる可能性がある

乗り物酔いをしやすい方は、VR酔いをしてしまうことがあります。VR酔いとは、車酔いのような症状が起こること。視界は動いているのに身体は動いていないという、感覚のズレから生じる現象です。

こういったVR酔いを防ぐためにも、VRゴーグルではなくタブレットで表示するなど、お客様に合わせて工夫をすることが大切。

5.VR内見を導入している不動産会社4選

それでは、実際に賃貸物件をVRで公開しているサイトを4つ紹介します。

  • ROOMWARP
  • at home
  • ASSISR NAVI
  • FC京橋OBP前店

5-1.ROOMWARP

ROOMWARPwebページ


ROOMWARPは、2015年にリリースしたVR内見専用不動産賃貸ポータル。まるで、ワープしているかのように次々とお部屋を内見しているような体験が可能です。

現在は徳島を中心に、約600件以上の賃貸物件が掲載されています。
バーチャルキャラクターが物件紹介をしてくれるVR動画がこちらの特徴。スマートフォンを使って縦横どちらの画面でも視聴できます。

視聴者にとって使い勝手の良いVR賃貸紹介動画を提供しています。

▶︎▶︎ROOMWARP 公式サイトはこちら

5-2.at home

at home webサイト画面


続いては、不動産情報サイト「アットホーム」。CMで名前を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

こちらのサイトの加盟・利用不動産点数は5万店以上。国内最大級の規模を誇っています。掲載されている不動産もVR内見ができる物件が多数あり、その数はなんと1万件越えとか。

全国広範囲の地域・沿線からVR内見ができる物件を探せますので、お住まいの地域だけでなく、引っ越しを考えている地域のVR内見できる物件を探す際におすすめのサイトです。

▶︎▶︎at home 公式サイトはこちら

5-3.ASSISR NAVI

ASSIST NAVI webページ


続いては、東京エリアに強い賃貸情報サイトの「アシストナビ」。こちらも、VR内見が可能なお部屋の特集を組んで紹介しています。

「たくさんの物件を一度に見たい」

「お部屋の広さを詳しくチェックしたい」

このように考えているお客様におすすめのサイトです。

家賃が安い順やおすすめ順など、条件を絞って見つけられるのも嬉しいポイントですね。

東京エリアに絞って物件を探している方は、一度利用してみてはいかがでしょうか。

▶︎▶︎ASSISR NAVI 公式サイトはこちら

5-4.FC京橋OBP前店

FC京橋OBP前店 webページ


最後に紹介するのは、京橋エリアを中心に不動産情報を提供する「FC京橋OBP前店」さんのサイト。こちらも「VRで内見可能の物件特集」を行っています。

VRでの内見が可能な物件はVRマークがついているため、探している物件がVRで内覧できるのかどうかがすぐにわかります。

パノラマ写真で構成されたVR内見は、細部までゆっくりと見ることができますよ。

お部屋の間取りが表示されているだけでなく、見たい場所にすぐ移動できるるのもポイント。気になるところをすぐ見られるのも、VR内見ならではですね。

▶︎▶︎FC京橋OBP前店 公式サイトはこちら

6.VR動画を活用した内見コンテンツとは?

これまで紹介してきたVR内見は、全て360度静止画にて物件を紹介するパノラマ画像でしたが、ここからご紹介するのは動画でのVR内見です。

360度映像が広がるので、通常の動画とは違う臨場感を体験することができます。

そのままでも十分楽しむことができますが、VRゴーグルを装着することでさらに現実に近い没入感や臨場感を体験することが可能で、動画ならではの紹介方法も取り入れることができます。

現在はYouTubeでもVR動画を公開できるので、SNSやホームページでのシェアのしやすさも魅力です。

7.不動産会社がVR動画を導入するメリット

ここでは、不動産会社がVR動画を導入するメリットを3つご紹介します。

  • 動画ならではの見せ方が可能
  • 短時間で要点を共有できる
  • YouTubeにアップできる

7-1.動画ならではの見せ方が可能

VR動画では、静止画と違った内見コンテンツを制作することができます。

例えば、案内スタッフに登場してもらい現地で説明を受けながら物件を見ているような動画も制作可能。

顔が見えることでの安心感や、ユーザーの目線誘導ができるなど様々なメリットがあります。

7-2.短時間で要点を共有できる

静止画の場合、閲覧時間はユーザーに委ねられるためじっくり時間をかけて見ることができる反面、人によっては「どこを重点的に見たら良いかわからない」ということも。

動画にすることで、見せたいポイントにメリハリをつけながら短時間で発信することができます。

7-3.YouTubeにアップできる

VR動画は動画配信プラットフォーム「YouTube」にて配信できます。PCであればそのまま再生、スマートフォンはアプリさえあれば360度映像を見ることができるので閲覧ハードルが低く、多くの人に動画を届けることが可能です。

またSNSでのシェアや広告配信もできるので、他社と差別化を図りたい場合にも印象的なアプローチができます。

8.VR動画で賃貸物件を紹介している不動産会社5選

ここではVR動画で不動産・物件を紹介している事例を5つご紹介します。

  • 徳島の賃貸ハウスマイル
  • 株式会社スペーシング
  • 戸建賃貸住宅 casita(カシータ)| VR動画
  • 株式会社ROOKIE
  • 不動産テイクカンパニー

8-1.徳島の賃貸ハウスマイル

徳島県にある「賃貸ハウスマイル」です。VRで紹介している物件数が多いことに加えて観光地もVRで紹介するなど、VR動画に力を入れている会社です。

こちらの会社では、数年前から継続して物件をアップしていることからも、VRの効果が出ていることがわかります。

▶︎▶︎徳島の賃貸 ハウスマイル 公式チャンネルはこちら

8-2.株式会社スペーシング

仙台市にある不動産会社「株式会社スペーシング」のVR動画のご紹介です。

物件紹介動画の特徴は、各お部屋を360度写真で撮影をして数秒毎に切り替えて紹介していること。各部屋の大きさに合わせて切り替えているので、動画を流しながらしっかりと見ることができます。

さらに映像を切り替える時に字幕を表示することで、部屋の場所をわかりやすく紹介する工夫も行っています。

▶︎▶︎株式会社スペーシング 公式チャンネルはこちら

8-3.戸建賃貸住宅 casita(カシータ)| VR動画

東京都内にある「カーサ・プロジェクト」のVR動画です。実際に360度カメラを持って撮影しており、空間で過ごしている時のイメージがしやすくなっています。

生活空間が想像できるような動きのある動画も雰囲気が伝わってきて良いですね。

▶︎▶︎カーサ・プロジェクト公式チャンネルはこちら

8-4.株式会社ROOKIE

大阪市にある「株式会社ROOKIE」のVR動画のご紹介です。

VR動画の特徴は、なんと言っても可愛さ溢れるフォント!可愛い字幕でお部屋の紹介がされているので、動画もあっという間に見終わるのではないでしょうか。

さらに、概要欄にはチャプターが設定されているので、気になるシーンから見ることができますよ。

▶︎▶︎株式会社ROOKIE 公式チャンネルはこちら

8-5.不動産テイクカンパニー

宮崎県にある不動産会社「テイクカンパニー」のVR動画です。

360度画像を組み合わせた動画ですが、部屋内のドアが閉まっている場合と空いている場合の2パターンの撮影をするなど、お客様への心遣いが感じられます。

水回りなども細かく撮影しているので、これだけ情報がわかれば賃貸物件の紹介としては充分な情報だと思います。

▶︎▶︎テイクカンパニーの公式チャンネルはこちら

9.まとめ

単に部屋の雰囲気を伝えるというだけではなく、お部屋を探している人・お部屋を仲介する人にとっての効率化につながるというところがVR内見のメリット。

オンラインでの情報を充実させたいとお考えの方は、検討してみてはいかがでしょうか。

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