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  • 2022/08/22
  • 2024/04/11

VRがファッションのPRに選ばれる理由とは?活用事例5選とあわせてご紹介

近年、VR市場の発展や急速なオンライン化により、多くの企業がVRを活用したプロモーションを行うようになりました。その流れはファッション業界にも影響を与え、様々な見せ方でVRを活用するブランドが増えています。

しかし、まだVRは馴染みがなく、サービスを利用したことがない人も多いのではないでしょうか。

「ファッション業界でのVR活用事例を知りたい」
「ファッションの魅力をオンライン上でリアルに伝えたい」

このようにお考えの方に今回は、ファッションのPRにVRを活用するメリットや導入するとできること、活用事例をご紹介します。

事例ごとの特徴もまとめているので、商品を効果的に伝える新たなPR方法の一つとして参考にしてください。

1.VRがファッションのPRに選ばれる3つの理由

VRがファッションのPRに選ばれる理由は3つあげられます。

  1. 見るだけでなく体験が届けられる
  2. 商品の魅力をリアルに届けられる
  3. 時間や場所の制約を受けない

1-1.見るだけでなく体験が届けられる

「どんな服を買おうか?」「今トレンドのアイテムはなんだろう?」と、店内を眺めながらアイテムを選んでもらうことも重要な顧客体験の一つです。

VRを活用したバーチャルショップは、仮想空間に設置されており、実店舗に訪れて商品を見て回るような感覚で、ショッピングを楽しんでもらえます。

生地の質感やサイズ感も確認してもらいながら、実際と同じような買い物体験を届けることができるのです。

1-2.商品の魅力をリアルに届けられる

ECサイトで公開されている商品画像は、モデルが着用していてもイメージが湧きにくいことがあります。

しかし、VRを使ったバーチャルショップや展示会では、商品に近づいて見ることができます。そのため、他の商品と比べた際の質感、特徴も届けることができるのです。

1-3.時間や場所の制約を受けない

新しい生活様式が始まり、実店舗に足を運ぶことに抵抗が出てきた人も少なくありません。また、遠方のお客様であればなかなか店舗に行けないという状況でしょう。

しかしVRを使ったショッピングは好きなタイミングでバーチャルショップに足を運んでもらえるので、お客様が時間と場所の制約を受けないのも魅力です。

2.ファッションにVRを導入するとできること

VR×ファッションの組み合わせは、様々なシーンで活用できます。それでは、VRをファッションに導入するとできることを3つご紹介します。

2-1.VRファッションショー(バーチャルファッションショー)

VRを導入することで、VRファッションショーを開催できます。

バーチャル空間に顧客を招待し、ファッションショーを実施することが可能に。
海外のコレクションでも、簡単にアクセスできるのがVRの魅力です。次世代のファッションショーとして注目されています。

2-2.VR展示会(バーチャル展示会)

2020年以降、新しい生活様式が取り入れられたことで大人数を招いての展示会が困難になりました。

しかしVR展示会は、VR技術を活用したバーチャル空間で実施するので密になる心配もなく、安全に開催できます。

またリアルな展示会と異なり、時間や場所・天候の制約を受けません。そのため幅広い方にアプローチできるのです。

2-3.バーチャルショップ(バーチャルストア)

バーチャルショップとは、オンライン上に作った仮想店舗で買い物体験を届けるコンテンツです。

オンライン上なので商品の詳細情報やECサイトへの誘導など、自由度が高いのが特徴。また、実店舗を構える必要もないので、家賃や人件費等のコストを大幅に削減できます。

バーチャルショップについて下記記事で詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。

▶︎▶︎関連記事:バーチャルショップとは?導入メリットや作り方、活用事例12選をご紹介

3.VRをファッションに導入した活用事例5選

ここからはファッション×VRの導入事例を5つをご紹介します。

  1. BEAMS【バーチャルショップ】
  2. BALENCIAGA【バーチャル展示会】
  3. chloma【バーチャル展示会】
  4. 阪急百貨店【バーチャルストア】
  5. ellesse【バーチャルストア】

国内外の事例を集めましたので、それぞれサービスの特徴と合わせてご覧ください。

3-1.BEAMS【バーチャルショップ】

バーチャルマーケット BEAMS
出典:BEAMS ニュース

ファッションブランド「BEAMS」は世界最大のバーチャルイベント「バーチャルマーケット」に出店し、2022年の「バーチャルマーケット2022 Summer」で4度目となります。

VR技術を活用したメタバース空間にて、ユーザーはアバターとなって、アバター用の3Dアイテムや洋服や雑貨などのリアル商品を購入することができます。

このイベント期間は、実店舗で活躍するショップスタッフもアバターとなり、交代でバーチャル接客をしています。

ブランドの世界観を届けながら、バーチャル世界ならではの演出もできるVRショップの例です。

▶︎▶︎参考:BEAMS ニュースページ

3-2.BALENCIAGA【バーチャル展示会】

「BALENCIAGA(バレンシアガ)」は、2021年秋コレクションをオリジナルビデオゲーム内で公開。ゲーム内では新作アイテムに身を包んだモデルが登場し、ゲーム感覚でファッションを楽しむことができました。

バーチャル展示会ページでは、ゲーム内で登場したアイテムをまとったモデルを、様々な角度から見ることができます。商品の質感も感じられるので眺めるだけでも楽しめます。

▶︎▶︎バレンシアガ バーチャル展示会サイトはこちら

3-3.chloma【バーチャル展示会】

こちらは、VR技術を用いたファッションVRサービス「STYLY」とファッションレーベル「chloma」が共同開催したバーチャル展示会。

マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens」を装着すると、目の前に男女のモデルが出現。
気になるウェアを選ぶとモデルたちが着用し、360°全方位から着用イメージを見ることができます。

仮想空間だからこそCGや映像演出を加え、コレクションの世界観をダイレクトに届けられます。

▶︎▶︎参考:MoguLive

3-4.阪急百貨店【バーチャルストア】

阪急百貨店が店舗初のバーチャルストア「THOM BROWNE VIRTUAL STORE」をオープン。第一弾は「THOM BROWNE(トム・ブラウン)」が出店。メンズウェアやアクセサリー、バッグ、スイーツなどが揃っています。

こちらのバーチャルストアページはパソコンとスマートフォンに対応しており、商品選択後にサイトから購入することも可能。

THOM BROWNEの落ち着いた雰囲気もそのまま再現されているので、気持ちが高まりますね。

▶︎▶︎THOM BROWNE VIRTUAL STOREページはこちら

3-5.ellesse【バーチャルストア】

「ellesse TOKYO」バーチャルストア

イタリア発祥のスポーツブランド「ellesse(エレッセ)」。バーチャルストアページではRAYARD MIYASHITA PARK内にオープンした「ellesse TOKYO」をそのまま体験できます。

商品は高画質で撮影されているので細部まで見ることができ、まるで実店舗にいるような感覚になります。それぞれの商品はサイトから購入できるので、遠方の方も自宅から買い物を楽しめます。

※2022年8月現在、「ellesse TOKYO」バーチャルストアは終了しています

▶︎▶︎参考:ellesse ニュースページ

4.まとめ

今回は、ファッション業界のVR導入事例をまとめました。移動制限や自粛が増えたことで、自宅からショッピングや展示会を楽しめるバーチャルコンテンツが増えています。

バーチャル空間はブランドや店舗の雰囲気をそのまま伝えることができるので、実際に訪れたような気持ちで商品を選べるのが魅力です。

ファッションとVRの融合は少しずつ広がりを見せていますが、まだ馴染みのあるものとは言えません。これからのVRサービス展開に注目したいですね。

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