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  • 2023/06/09
  • 2024/04/11

【VR×自動車業界】メリットや活用シーン、事例5選をご紹介

様々な業界でVR技術の活用が進んでいますが、自動車業界も例外ではありません。
VR技術を使うことで顧客体験の向上や効果的な販促、また製品開発の効率化など数々のメリットが見込めます。

当記事では、自動車業界におけるVRの活用メリットや事例5選をご紹介します。

1.自動車業界でVRを活用するメリット

VR 運転体験

まず、自動車業界でVRを活用するメリットについてご紹介いたします。

  • 運転の疑似体験が可能になる
  • 現実では不可能な状況も表現できる
  • 情報共有が効率化される

1-1.運転の疑似体験が可能になる

自動車業界におけるVR活用で最も注目されているのが、運転の疑似体験を実現できるという点です。これまでは動画でのイメージ共有、もしくは実際に試乗してもらって魅力を伝えることがほとんどでしたが、VRを使えばお客様にリアルな運転体験を提供することができます。

VRでは体の向き・手足の動きと連動した映像体験ができるので、まるで実際に運転しているかのような臨場感を届けられます。

これにより、お客様には自宅からでも車の機能・性能をリアルにイメージしてもらうことができ、ショールームや試乗体験に足を運べない方にもリーチすることができます。

1-2.現実では不可能な状況も表現できる

VRは自動車の安全面に関する取り組みの中でも活用できます。実際の道路での運転にはリスクが伴いますが、VR上での疑似体験では事故や衝突の心配がありません。

そのため、安全な環境をベースとした運転講習や教育・研修に役立てることができます。安全であるとはいえ現実に近い感覚を味わえるので、危機管理意識の向上につながります。

1-3.情報共有が効率化される

自動車の設計・開発にVRを活用することで、情報を“体験”という形で共有できます。
自動車のデザインや仕様、内部構造をVRで理解することで、直感的に認識のすり合わせができ、ゴールのイメージ共有に役立ちます。

これにより、確認時間の短縮や作業員同士の認識共有がスムーズになり、業務の効率化が図れ、コスト削減や開発期間の短縮につながります。

2.自動車業界でのVR活用シーン

続いて、自動車業界のVR活用シーンをご紹介します。

  • 商談・セールス
  • イベント・展示会
  • 設計・開発
  • 研修・安全教育

2-1.商談・セールス

対面・オンラインに関わらず、お客様へ自動車の魅力を伝える際に活用できます。お客様に疑似体験をしてもらうことで、自動車の魅力をダイレクトに伝えることができ、具体的なイメージを検討してもらえるでしょう。

2-2.イベント・展示会

自動車の展示販売を行うイベント・展示会では、試乗はできないケースがほとんどだと思います。
そこで、運転席に乗った状態でVRゴーグルを装着してもらうことで、実際の走行イメージも合わせて提案できます。周囲の景色・シチュエーションを変更できるカスタム機能をつけることで、お客様の理想のドライブシーンに合わせた訴求もでき、効果的なプロモーションにつながるでしょう。

2-3.設計・開発

設計・開発では、3DCGの車両モデルをVRで表示させ、細部まで視覚的に確認することができます。部品の配置や形状を調整し、実際の動作や機能をシミュレーションすることも可能です。

模型を作る材料を用意する必要がなく環境面にも配慮できるほか、デジタルデータだからこそスピーディに修正ができます。製品開発のサイクルが短縮され、市場投入までの時間を大幅に短縮することができるでしょう。

2-4.研修・安全教育

シミュレーションやトレーニングにVRを活用できます。例えば、様々な道路条件や交通事故を再現し、ドライバーの適切な対応や危険回避能力のトレーニングに使えます。

失敗や違反行為が発生しても危険が伴わないため、安全かつリアルな学習環境を提供することができます。また、時間や場所の制約なく何度でも繰り返しトレーニングができるため学習の定着にもつながります。

3.自動車業界でVRを活用する際に注意しておきたいこと

ここで、VRの活用前に注意しておきたいことも確認しておきましょう。

  • VR制作に初期費用がかかる
  • VR酔いの懸念

3-1.VR制作に初期費用がかかる

VRコンテンツの導入には制作コストがかかります。特に自動車運転の疑似体験は細かな表現が必要になってくるため、撮影・制作・編集はプロに相談するのが安心でしょう。

3DCGと実写を使い分けるなどして、予算に合わせた最適なコンテンツを制作することも可能です。
また、一度作ることで長期的に繰り返し使えるというメリットもあるため、費用対効果の面も考慮しながら検討すると良いでしょう。

3-2.VR酔いの懸念

乗り物酔いをしやすい方は、VR酔いをしてしまうことがあります。VR酔いとは、車酔いのような症状が起こること。視界は動いているのに身体は動いていないという、感覚のズレから生じる現象です。

こういったVR酔いを防ぐためにも、

  • VRゴーグルを長時間使用しない
  • PCやスマホ、タブレットでも表示できるようにする

などの工夫をすることが大切です。


▶︎▶︎関連記事:VR酔いの原因や対策方法はありますか?

4.VR×自動車業界の事例5選

最後に、自動車業界のVR活用事例をご紹介します。

  • 日産自動車(VRショールーム)
  • 新潟関屋自動車学校(VR自動車講習)
  • 内閣府交通安全対策担当(交通事故体験VR)
  • パナソニック(VRシュミレータ)
  • フォード(VRモデリング)

4-1.日産自動車(VRショールーム)

日産 銀座ショールーム
出展:日産自動車株式会社

日産自動車株式会社は、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」にバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を公開しました。

新車発表会や講演などの催しはもちろん、実際の自動車のデータを元に作ったハイクオリティーな3D自動車を公開し、新たなコミュニケーションの場としても展開しました。

実際にギャラリーに行く前の下見や「気になるけれどショールームが遠くていけない」というユーザーに、効果的にアプローチができるマーケティング事例です。


▶︎▶︎参考:日産自動車株式会社

4-2.新潟関屋自動車学校(VR自動車講習)

自動車教習所「新潟関屋自動車学校」の教習所体験VR動画です。自動車免許の取得の際に学ぶ「方向転換」のお手本を、教官が隣で教えてくれているような疑似体験ができます。

こちらのコンテンツは

  • 自動車学校のPR
  • 自動車教習の予習・復習

用として活用しています。

▶︎▶︎新潟関屋自動車学校様 【VR・360°自動車教習体験】

4-3.内閣府交通安全対策担当(交通事故体験VR)

内閣府交通安全対策担当の公式YouTubeチャンネルでは、交通事故防止の啓蒙活動としてVR動画を公開しています。

視聴者は運転手目線で注意すべきシチュエーションを360°疑似体験。
交通事故が起こりやすい場面を再現した後に、注意すべきポイントをしっかりと教えてくれます。

最後にはクイズ形式のシーンもあり、視聴者が参加しながら学びを深められるコンテンツです。

4-4.パナソニック(VRシュミレータ)

パナソニック VRシュミレータ

出典:CarWatch

パナソニック オートモーティブ社は、自動車向け製品の開発に「VRシュミレータ」を活用しています。
VRシュミレータはゴーグルを着用して運転者目線・同乗者目線から車内のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)について検証する「ゴーグル型VR」と、壁面やフロアなどに映像を投影し、複数名で検証できる「オープン型VR」の2種類を用意。

これまでのシミュレーションでは画像の状態からの想像や、シミュレーションのデータを使って実際のデモ機を作り出す必要がありました。ですが、VRシュミレータを導入したことでより立体的なイメージが共有可能となり、開発工程における仕様変更の件数が約30%削減されたという効果が発表されています。

▶︎▶︎参考:CarWatch

4-5.フォード(VRモデリング)

フォード VRモデリングツール

出典:Mogura VR News

フォード社は、新車のデザイン設計にVRモデリングツール「Gravity Sketch」を導入することを2019年に発表しています。

空間に絵を描くように3Dデザインモデルを作成するのが特徴で、今までデザイン設計に要していた時間を大幅に短縮させる可能性が期待されています。

フォード社のVRデザインスタジオは全世界に5ヶ所あり、多くのデザイナーたちが「Gravity Sketch」を使用。今後、3Dモデリングで設計された自動車デザインが増えていくことが期待されています。



▶︎▶︎参考:Mogura VR News

5.まとめ

5G・6G時代の突入と共に「体験型共有」が主流になってきます。「VR×自動車」はお客様の体験価値向上だけでなく、導入する企業で働く方々にとっても役に立つコンテンツになるでしょう。


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