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VRの旅行・観光業界での活用事例12選!導入メリットやデメリットもご紹介

近年、旅行や観光の情報収集に、WebサイトやSNSなどのインターネットサービスを利用する人が増加傾向にあります。

様々な情報発信の方法がある中、
「どうやって観光地の魅力を届けたらいいのか…」
「競合多数の中、どのように伝えるのがいいのか」

このようにお悩みの方もいるでしょう。

そこで、土地や施設の魅力を届けるプロモーションツールとして、VRコンテンツが注目を集めているのをご存知でしょうか。
コロナ禍において、いつ・どこにいてもリアルな雰囲気が届けられるVRの活用事例は急増しています。

今回は、観光PRにおけるVRの効果や導入メリット、実際の事例をご紹介します。VRを活用した旅行・観光業のプロモーションについてお考えの方は、ぜひご覧ください。

1.VRは旅行・観光業のPRに効果的?期待できる効果

まず、VRを活用することで期待できる効果を3つご紹介します。

  • 観光地の魅力をそのまま届けられる
  • ギャップを防ぐ
  • 検討段階の”旅マエ”時間を充実

1-1.観光地の魅力をそのまま届けられる

目の前に360度映像が広がるVRは、写真や動画よりも没入感の高いコンテンツです。そのため、観光地の魅力や雰囲気をユーザーにリアルに届けられます。

旅行先の情報収集をしているユーザーは、

「どんな街並みが広がっているのか」

「ここでどういった体験ができるか」

など、細かい情報を求めています。

観光名所やおすすめスポットなど、PRしたい場所をVRコンテンツで表現することで、魅力をそのままに届けられるでしょう。

1-2.ギャップを防ぐ

写真や文章だけでは、細かいニュアンスを伝えるのが困難です。

その場に行ってみたら「イメージと違った」「思ったよりもお店が少なかった」ということもあるでしょう。それも旅の楽しみの一つでもありますが、VR動画で施設・観光地の雰囲気を360度発信することで、イメージの相違を防ぐことに繋がるのです。

到着後のギャップを埋めることで、ユーザーが現地で過ごす時間をより充実したものにし、映像で見たものを現実で体験できるという 深い感動を届けられます。

1-3.検討段階の”旅マエ”時間を充実

VRを活用したオンラインツアーを配信することで、実際に訪れるよりも格安で観光地・旅行の魅力をPRできます。

これにより「実際に行ってみたい!」「もっと詳しく体験したい」と、行動を喚起することも。

例えば、VRツアーと共に現地の郷土料理や名産品を自宅に届けて「旅マエ(旅行に行く前)」の時間を楽しんでもらうことで、来訪への期待感を高めることもできます。

海外旅行などは特にハードルが高くなりますが、一度オンラインでリアルな魅力を届けることでユーザーの次の行動へと繋げやすくなります。

2.VRを旅行・観光業に導入するメリット

ここでは、旅行・観光業のPRになぜVRがオススメなのか、メリットを3つご紹介します。

  • 疑似体験を届けられる
  • Youtubeで気軽に視聴してもらえる
  • 幅広いシーンで活用ができる

2-1.疑似体験を届けられる

観光地のプロモーション動画は全国各地で多くみられますが、VR技術を活用するとよりリアルな目線でのコンテンツを制作できます。

例えば、観光地の絶景の魅力を届ける際、360度見渡せるVR動画なら、一般的な動画では難しいスケール感をそのままに伝えることができるのです。

空撮や体験者の目線など様々な視点を組み合わせることで、より臨場感あるコンテンツに仕上がるでしょう。

また、一般的な動画でプロモーションをしている他施設と差別化も可能。注目を集めることもできます。

2-2.YouTubeで気軽に視聴してもらえる

VRと聞くと「試聴に道具が必要で、ハードルが高そう」と感じる方もいるでしょう。

しかしスマートフォンやPCなどのデバイスさえあれば、実はYouTubeで無料で気軽にVR動画を楽しんでもらうことも可能なのです。

また、YouTubeなら全世界の人に届けることが可能。海外の方はもちろん、遠方で訪れるのが難しい方や、高齢者の方など。好きな場所で時間を気にせず、観光気分を味わってもらえます。

字幕やテロップなどの工夫をすることで、より多くの方に伝わりやすいコンテンツになるでしょう。

2-3.幅広いシーンで活用ができる

よりリアリティを追求したいという場合は、VRゴーグルを用意するとより没入感の溢れる体験を届けられます。

アンテナショップや観光案内所にVRゴーグルを設置し、観光地の魅力を知ってもらうきっかけを作ったり、サイトにVR動画を埋め込んだり。ノベルティとしてVRゴーグルを制作して、イベントで配布することも可能です。

多種多様な活用ができるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

こちらの記事では、ノベルティVRゴーグルについて事例とともに紹介していますので、合わせてご覧ください。

3.VR×旅行・観光業の導入事例まとめ

では、旅行・観光業でのVR導入事例を見ていきましょう。各企業の取り組みから、アイデアのヒントや発見があるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。

旅行会社がVRを導入した事例

3-1.JTB

旅行会社JTBは小・中学生を対象に「バーチャル修学旅行360日光編」を開発。

リアルな修学旅行が困難となったコロナ禍で開発された「京都・奈良編」に引き続き、第二弾として「日光編」が開発されました。

ただVR映像を楽しむだけでなく、映像と映像の間には日光に関するクイズやSDGsに関するワークが出題され、オンラインとリアルで学びを深めるハイブリッドな修学旅行を体験できます。


リアルな修学旅行が再開された後も、事前学習として活用できるとのこと。
思い出づくりはもちろん、歴史や文化を学ぶきっかけともなるコンテンツです。

▶︎▶︎バーチャル修学旅行360日光編の専用サイトはこちら

3-2.H.I.S.

VRでハワイやバリ島などのホテルを360度ぐるっと見学

株式会社H.I.Sは、海外のホテルを360度体験できるサービスを展開。

VR見学できるホテルはハワイやグアム、バリ島など6つの地域から選択できます。旅行先のホテルを事前にチェックしておくことで、安心感して滞在先を選べます。

360度体験できるオリジナル専用端末「CREWL(クルール)」は、頭に固定するバンドがないので髪型が崩れる心配もなく、気軽に使えます。

初心者の方はもちろん、お子様から大人まで幅広い方が楽しめるサービスです。

▶︎▶︎「VRでハワイやバリ島などのホテルを360度ぐるっと見学」専用サイトはこちら

自治体や観光施設が旅行・観光業にVRを導入した事例

ここからは、自治体や観光施設がプロモーションにVRを活用している事例を紹介します。

  • 有馬温泉(兵庫県)
  • 奄美市(鹿児島県)
  • 箕輪町(長野県)
  • 熊野市(三重県)
  • 小林市(宮崎県)
  • 伊那市(長野県)
  • ときわ動物園(山口県)
  • 小千谷市(新潟県)
  • 由布市(大分県)

3-3.有馬温泉(兵庫県)

日本三古湯の一つ、兵庫県の有馬温泉です。外出自粛の応援プロジェクトとして、疑似入浴体験ができる「有馬温泉湯めぐりVR」が公開されています。

VRゴーグルを着用しての自宅入浴イメージ
出典:有⾺温泉旅館若⼿有志プレスリリース

各施設の温泉映像が公開されており、4K対応のVRゴーグルを装着し入浴すると、自宅のお風呂がまるで有馬温泉のように感じられます。
「次は現地で温泉を楽しみたい」という気持ちにさせてくれる、癒しのコンテンツです。

3-4.奄美市(鹿児島県)

鹿児島県奄美市は、公式YouTubeチャンネル内に「奄美大島VR動画」リストを作成し、自然や歴史、文化、食などの奄美の魅力を360度伝えています。

また、イベント等で配布用としてオリジナルVRゴーグルも制作。公式キャラクターの「コクトくん」をモチーフにしたデザインです。

鹿児島県奄美市 観光PR用VRゴーグル【キャラクター型一眼VRゴーグル制作】

VRゴーグルを通して、奄美の人々の暮らしや生息する生き物、語り継がれる妖怪の視点など、様々な角度から奄美の魅力を知ることができます。

3-5.箕輪町(長野県)

「360°VRで巡る 長野県箕輪町」
出典:360°VRで巡る 長野県箕輪町

紅葉の名所で有名な長野県箕輪町は特設サイトを作り、VR技術を使った動画と静止画のコンテンツを公開しています。

上空から撮影した鮮やかな紅葉の景色は圧巻。また、VRだからこそ景色を独り占めして歩いているかのように堪能することができます。

ノベルティ用のVRゴーグルにも紅葉のイラストがデザインされ、VRコンテンツの世界観を届けています。

長野県箕輪町 観光PR用VRゴーグル【オリジナル二眼VRゴーグル制作】

VRゴーグルは観光PRイベントで活用したり、箕輪町役場に訪れた方へプレゼントしています。

また、撮影地に実際に訪れた方へお渡しし、自宅で思い出を再現できるお土産としても配布しています。

3-6.熊野市(三重県)

熊野市の魅力をダイジェストで伝えているVR動画です。

海や山、棚田など自然豊かな熊野市の風景や季節のイベントが映し出され、ゆったりとしたBGMと共に癒しの時間を過ごすことができます。一本の中で様々な魅力を伝えたい場合は、こうしたダイジェストムービーがおすすめです。

3-7.小林市(宮崎県)

宮崎県小林市の観光PRムービーです。緑や湖、宿といった風景を上空や陸から眺めることができます。

映像は落ち着くBGMと共に紹介されており、レトロな雰囲気の映像からは小林市ののどかな様子が伝わってきます。

3-8.伊那市(長野県)

日本三大桜名所の一つ「高遠城址公園」のプロモーションにもVRが活用されています。


2020年は新型コロナウイルスの影響で、お花見イベントの中止が余儀なくされました。人の賑わいがない中でも満開に咲く桜を360度画像として撮影し、どこにいてもお花見を楽しめるグッズとして販売。

「高遠バーチャルお花見 ゴーグルキット」として1個1,000円で販売されました。こちら追加で3,000個の販売が決まるなど、人気と注目を集めました。

3-9.ときわ動物園(山口県)

山口県宇部市ときわ動物園の紹介VR動画です。動画では動物たちを間近で見ることができ、まるで動物たちの生息地に足を踏み入れたような感覚を味わえます。

動物園でもなかなか体験できない距離感で動物たちを見ることができるので、ナレーションと共に楽しむことができますね。

3-10.小千谷市(新潟県)

「牛の角突き」のVR映像は、勢子(※)の目線で伝統行事の臨場感を味わうことができます。気球体験VR動画は、実際に気球に乗っているかのような疑似体験が楽しめる動画です。

(※)勢子…牛の持ち主と牛を応援する役割を担う者。角突きの特徴である「引き分け」で勝負を決める際に、牛に網かけや鼻取りを仕掛けるなど、「角突き」の取組の中で欠かせない存在

動画は全てYouTubeに公開しているので、国内だけでなく海外からでも気軽に体験していただけます。

さらに、おぢやイメージキャラクター「よし太くん」をモチーフに制作したVRゴーグルを活用していただくことで、一層没入感ある体験を味わうことも可能です。

よし太くんVRゴーグル2

今回制作したコンテンツは、国内外向けの観光プロモーションやイベントにて活用されます。多くの人に小千谷市の魅力が伝われば嬉しいです。

3-11.由布市(大分県)

由布市役所 様【キャラクター型VRゴーグル制作】

大分県由布市は、観光向けに導入実証実験が行われているグリーンスローモビリティ車両「e-COM8²(愛称:nolc / ノルク)」の乗車疑似体験VRコンテンツを大分大学の学生さんと連携して制作しました。

その体験用のVRゴーグルもノルクの形をしています。観光案内所や道の駅で実施されるイベント等で活用されています。

4.高齢者向け旅行サービスにVRを導入した事例

travel voice
出典:travel voice

システム開発事業などを行う「NECソリューションイノベータ」は4社と共同し、高齢者向けのVRオンライン旅行サービスを提供。介護施設内で気軽にバーチャル旅行体験ができるサービスです。

サービスでは、介護スタッフと旅行計画から旅行後の振り返りまで体験できます。共に旅行体験に参加することで、参加者同士や介護スタッフとのコミュニケーションの活性化を促すとのこと。

現在は社会実装を目指している段階ですが、認知症防止にもつながる取り組みと言えるでしょう。

5.観光・旅行業にVRを導入する上での課題

観光PRにVRを導入する上で考えられる課題は、通信環境です。

YouTubeで見るVRコンテンツは、通常の動画よりもデータが大きいのでWi-Fi環境での試聴をお勧めします。5Gの普及により通信設備は進みつつありますが、導入する上での大きな課題といえるでしょう。

観光地によっては、VRスポットを設置する場所も増えています。スムーズなVR体験を提供するためにも、通信環境を整備しておくことが大切です。

今後、ユーザー目線に立った取り組みの実施が必要となるでしょう。

6.まとめ

VRの魅力は、施設の特徴や自然の美しさ、イベントまで様々な魅力をリアルに表現できること。

コロナが終息した後も、VR動画を活用したリアリティーのあるプロモーションは、実際に行ってみたいという動機付けになり得ます。

これからますますデジタル化が進む中、こういったPR方法に注目が集まっています。

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