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VRショッピングとは?メリット&デメリットや活用事例7選をご紹介

インターネットやSNSの発展により今では、数多くの店舗がECサイトを保有しています。しかしECサイトに次ぐ形として「VRショッピング」が普及しつつあることをご存知でしょうか?

「ECサイトとVRショップの買い物は何が違う?」
「どのような店舗や企業がVRショッピングを導入しているの?」

このような疑問を抱えている方のために、VRショッピングの仕組みやメリット・デメリット、活用事例をまとめて紹介します。


VRショッピングの活用についてご興味がある方はぜひ、参考にしてください。

1.VRショッピングとは

VRショッピング(バーチャルショッピング)とは、仮想空間に設置された店舗で買い物をするという仕組み。店舗に陳列された商品を見て、疑似的に試着する技術もあります。

商品の触感や質感を体験することはできないものの、実店舗に足を運ばずとも商品を見られるのがVRショッピング最大のメリットです。

「海外の本場のお店に行ってみたいけど、費用と距離的に難しい…」

「仕事の都合上、なかなか営業時間内に店舗に行けない…」

というような時に、VRショッピングは重宝されます。24時間、365日仮想店舗から買い物体験を提供することができるのです。

2.VRショッピングを導入する5つのメリット

続いて、VRショッピングを導入するメリットをご紹介いたします。

  1. 店舗の在庫を抱えずに済む
  2. ユーザーに使用シーンを想像してもらいやすい
  3. 国内外からのお客様に見てもらえる
  4. 固定費を抑えることができる
  5. 一目惚れ体験ができる

2-1.店舗の在庫を抱えずに済む

店舗は基本的に在庫を抱えています。例えばアパレルは陳列されている商品のほか、倉庫などに在庫があります。

飲食物のように賞味期限があるわけではないものの、流行が過ぎ去ると売れ残りとなってしまい、最終的にはセールや処分に至ります。

しかしVRショッピングであれば、在庫を抱えずに済みます。

仮想店舗に訪れたユーザーから注文が入ったタイミングで発送をするので、実店舗のように大量の在庫を準備する必要がないのです。

2-2.消費者に使用シーンを想像してもらいやすい

従来の店舗の場合、実際に足を運ばないと使用シーンを想像することができませんでした。例えばインテリアショップの場合、消費者は次の流れで商品を購入します。

  1. 部屋の間取りや家具を置くスペースを測る
  2. 店舗に行き家具を実際に見る
  3. 家具を部屋に置くイメージをする
  4. 購入・運搬

特に時間がかかるものが2・3でしょう。安い買い物ではないので、時間をかけて熟考するところです。

一方VRショッピングであれば、時間を短縮できます。というのも部屋にバーチャル家具を配置し、イメージを確認できるため。

「思っていたより部屋に合わない…」という事態を防げることも、VRショッピングのメリットと言えるでしょう。

2-3.国内外問わず商品を購入できる

VRショッピングを活用すれば国内だけでなく、国外のお客様にお店を見てもらえます。認知・集客する必要はあるものの、VRショッピングに国境は関係ありません。

例えば海外の店舗限定のアクセサリーがあるとします。従来であればそのお店まで行かなければならず、交通費や移動時間が生じます。

しかしVRショッピングであれば移動の手間が一切ありません。自宅にいながら海外のバーチャル店舗にアクセスし、欲しい商品を購入できるのです。

このようにVRショッピングの導線を整えれば、国内外の幅広いお客様に見てもらえるのです。

2-4.固定費を抑えることができる

実店舗は固定費がかかります。家賃・光熱費・保険料などが固定費に含まれており、休業していても毎月発生します。店舗の規模が大きくなるほど、固定費も莫大に。

一方VRショッピングは実店舗が不要なのでその分、固定費を抑えることができます。

さらにVRショッピングの運営は実店舗より少ない人数で行えます。少ない労力で大きな効果を狙えるのも、VRショッピングならではでしょう。

2-5.一目惚れ体験ができる

実店舗で買い物をする時、まれに起こる「一目惚れ」。商品を見た瞬間に一目惚れし、吟味せずすぐ買ってしまう症状です。

そしてVRショッピングでもその状況は起こり得ます。

バーチャル空間に並べられた商品は、まるで実店舗と同じような感覚になります。そのため商品を見た瞬間に「これが欲しい!」と一目惚れする可能性が。

ウィンドウショッピングをするだけでも楽しいですが、このような偶然の出会いがあるのも買い物の醍醐味と言えるでしょう。

3.VRショッピングを導入する3つのデメリット

VRショッピングはメリットだけでなくデメリットもあります。主なデメリットが以下の3つ。

  1. 専用機器が必要
  2. 導入費用が生じる
  3. VR酔いの恐れがある

3-1.専用機器が必要

VRショッピングには店舗も消費者も専用機器が必要です。本当に店舗で買い物をしているような感覚を届けたい場合には、VRゴーグルやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)などの機器を準備しなければなりません。

3-2.導入費用が生じる

VRショップのシステムを整えることはもちろん、運営や保守管理にも費用がかかります。
ただし、家賃や光熱費などの固定費はかからないので、長期的に見るとコストパフォーマンスの高いサービスになり得ます。

3-3.VR酔いの恐れがある

VR酔いとは車酔いのような症状。脳と体の感覚がズレることで、頭痛や吐き気などの症状が発生します。利用時間を調整したり、自分に合ったVRゴーグルを装着することが大切です。

4.VRショッピングのプラットフォームを4つご紹介

VRショッピングを導入する際は下記のようなプラットフォームを利用します。

  1. STYLY
  2. EC-Orange VR
  3. VR for EC
  4. VR Shopping with Voice Chat

4-1.STYLY

STYLY
出典:STYLY

「STYLY」は株式会社Psychic VR Labが提供しているVRプラットフォーム。WebブラウザのみでVR空間を制作することができ、Windows・Mac両OSに対応しています。

複雑な操作は不要で、専門知識がなくてもVR空間を制作することが可能。三越伊勢丹やPARCOとも協業するなど、国内でのシェアを高めつつあります。


 ▶︎▶︎STYLY 公式サイトはこちら

4-2.EC-Orange VR

EC-Orange VR
出典:EC-Orange VR

「EC-Orange VR」は株式会社エスキュービズムが提供しているプラットフォーム。実店舗・ECサイトのどちらもVRショップ化できます。理想の店舗をCGで作成することも可能。

過去にはセブン&アイ・ホールディングスがバレンタイン限定ショップをオープンするために活用した実績があります。


▶︎▶︎EC-Orange VR 公式サイトはこちら

4-3.VR for EC

VR for EC
出典:ハコスコ プレスリリース

VR for ECは株式会社ハコスコと、株式会社シー・エヌ・エスが発表したサービス。VRを通して憧れの生活や、なりたい自分を実現させることを目的としています。

バーチャル空間に並んでいるものは、すべてに商品としてタグ付けされており、気になる商品に視線カーソルを合わせると商品情報がキャプションとして現れます。

そしてリンクからそのままショッピングサイトに移動し、欲しい商品を購入することも可能です。

▶︎▶︎参考:ハコスコ プレスリリース

4-4.VR Shopping with Voice Chat

「VR Shopping with Voice Chat」は株式会社KABUKIが提供している、会話機能付きVRショッピングサービス。世界初のサービスということもあり、発表当時は話題になりました。

専用アプリをダウンロードしたスマートフォンとVRヘッドセットを利用し、VR空間で買い物をするだけでなく、他の利用者との会話を楽しむこともできます。

5.VRショッピングの導入事例7選(商業施設やイベントなど)

続いて、VRショッピングの導入事例を7つご紹介いたします。

  1. 新宿伊勢丹
  2. VR PARCO
  3. BUY +
  4. バーチャルマーケット
  5. COMIC VKET
  6. Amazon VRショッピング
  7. VR決済サービス

5-1.伊勢丹新宿

仮想伊勢丹新宿店
出典:MITSUKOSHI ISETAN

スマートフォン向け仮想都市空間サービス「REV WORLDS(レヴワールズ)」に「仮想伊勢丹新宿店」が営業中です。

アプリをダウンロードすれば、実際に店舗を回るようにアバターで買い物体験ができます。ファッションアイテムだけでなく、デパ地下には惣菜やお弁当も並んでおり、贈り物用に購入や、実店舗の下見としても活用できます。

期間限定ショップなども随時公開されいて、何度来てもユーザーが楽しめるコンテンツがあります。


▶︎▶︎仮想伊勢丹新宿本店 公式サイトはこちら

5-2.VR PARCO

VR PARCO
出典:株式会社VOYAGE GROUP プレスリリース

パルコ×VOYAGE GROUPが期間限定で運営をしていた「VR PARCO」。
実際にパルコの店内を見て歩いたり、取り置きができるサービス「カエルパルコ」を期間限定でオープンしていました。

スマホやPCで実写店舗を歩き回りながら商品を買ったり閲覧することができるので、まるで店舗で買い物をしているよう。また、他のお客さんや店員さんの視線もないため、リラックスして自由に買い物を楽しむことができます。

▶︎▶︎参考:株式会社VOYAGE GROUP プレスリリース

5-3.BUY+

中国のモバイル決済の70%を占めるサービス「Alipay」を運営しており、Magic LeapなどVR/MRへの出資にも意欲的な企業です。そのアリババが2020年4月にVRショッピングサービス「BUY+」を発表。

アリババが公開した動画では、ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザーが商品を手で触って確かめている様子が見て取れます。さらに、香りや触感などを再現しより高い没入感を実現しようと試行錯誤が行われています。

▶︎▶︎参考:Mogura VR News

5-4.バーチャルマーケット

クリエイターがバーチャル空間に集い、様々な作品が展示される「バーチャルマーケット」。ヘッドマウントディスプレイなどの専用機材は不要で、パソコンさえあればどこからでもバーチャルマーケットにアクセスできます。

VR空間での使用を想定されて作られたアバターや3Dアイテムなど、バーチャルマーケットでしか見ることのできない商品が多数。

年々、参加者や出展企業が増えている注目のイベントです。

▶︎▶︎バーチャルマーケット 公式サイトはこちら

5-5.COMIC VKET

COMIC VKET
出典:COMIC VKET 公式サイト

COMIC VKETはバーチャル空間で行われる同人誌の即売会。バーチャル秋葉原を会場とし、世界各国から10万人以上が参加する大人気イベントです。

ヘッドマウントディスプレイだけでなく、パソコンやスマホからも無料でアクセス可能。今までVRに触れたことがない方でも気軽に参加し、参加者同士で交流することもできます。

▶︎▶︎COMIC VKET 公式サイトはこちら

5-6.Amazon VRショッピング

言わずとしれた世界最大規模の通販サイト「Amazon」が期間限定でバーチャルショップをオープンしました。

年に一度行われる「プライムデー」に、インド10都市のショッピングモールにVRヘッドセットを設置。そこからAmazonのバーチャルショップにアクセスし、プライムデーで販売される商品を見ることができました。

▶︎▶︎参考:VentureBeat

5-7.Worldpay

「VR決済サービス」はアメリカの決済サービス企業WorldPayが開発したサービス。通常のVRショッピングの場合、決済時はゴーグルを外すため一時的に没入感が失われます。

しかしVR決済サービスを導入すれば、この問題が解決します。バーチャルショップ内に表示されるクレジットカードを読み取り機にかざせば、没入感を失うことなく決済が完了します。

▶︎▶︎参考:VentureBeat

6.まとめ

VRショッピングとはどのようなものなのか?メリットやデメリット、活用事例などをご紹介してきました。

時間や場所にとらわれず、まるで実店舗にいるかのような感覚で買い物ができるVRショッピング。在庫を抱えずに済む、固定費を抑えることができるなどのメリットがある一方、導入費用が生じるなどのデメリットもあります。

課題も残されているVRショッピングですが、技術の発展に伴い課題も解決されることを期待しましょう。

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