Googleストリートビューとバーチャルツアーの違いは?
Googleストリートビューとバーチャルツアーは、360°静止画コンテンツとして似たようなサービスに見えますが、目的によって使い分けができます。
この記事ではそれぞれの違いと特徴をわかりやすくお伝えします。
Googleストリートビューとバーチャルツアーの違い
Googleストリートビュー
GoogleストリートビューはGoogle社が提供するサービスで、世界各地を360°パノラマビューで表示しています。周辺の立地を確認したり、初めて行く場所の下調べなど様々な使い方がされていますが、インドアビューとして店内や空間を公開することも可能です。
Googleストリートビューの主な特徴は下記です。
- 公開するとGoogleマップ/Googleビジネスプロフィールに表示される
- iframeタグを使って、ホームページに埋め込みすることが可能
- 撮影時は、ポイント同士の間隔が定められている
- 導入後、ランニングコストがかからない
Googleストリートビューはこんなニーズにおすすめ
- Googleサービス上の情報を充実させたい
- Googleマップに表示させたい
- 店内や空間の魅力をシンプルかつリアルに伝えたい
バーチャルツアー
Googleストリートビューと同様に、360度好きな場所を閲覧できるウォークスルータイプのコンテンツです。基本的には屋内の様子を伝えるものが多く、Googleストリートビューのようなウォークスルーの操作性に加え、コンテンツ内に動画や写真を埋め込んだり、メニューバーを表示させるなど表現の自由度の高さが特徴です。
バーチャルツアーの主な特徴は下記です。
- 動画や写真、BGMなどを加えてアレンジができる
- 撮影の間隔は決められていないので、見せたいスポットを絞り込める
- iframeタグを使って、ホームページに埋め込みすることが可能
- 限定公開や非公開など、指定した範囲での共有ができる
- ECサイトと連動し、バーチャルショップを作ることが可能
- 導入後、ランニングコストがかかる場合がある
バーチャルツアーはこんなニーズにおすすめ
- 空間の魅力が伝わるよう、カスタムしながら独自のコンテンツを作りたい
- 空間の中で特に見せたい部分を、しっかりと訴求したい
- 社内のみで共有できる研修用のツアーコンテンツを作りたい
- バーチャルショップとしてオンライン上に店舗を構えたい
まとめ
Googleストリートビューとバーチャルツアーの大きな違いは「Googleサービスとの連携の有無」と「表現の自由度の高さ」です。
移動を伴わずして空間の魅力を発信できるツールとして、活用の目的に合わせてセレクトすると良いでしょう。