VRゴーグルを体験するのに年齢制限はありますか?
「VRゴーグルを体験するのに年齢制限はあるのか」という疑問にお答えします。
1.VRゴーグルに年齢制限はあるのか
VRはスマホやテレビの画面で映像を視聴するのとは違い、VRゴーグルと呼ばれる専用機器を装着して360度映像を体験します。年齢制限はあるのかを確認していきましょう。
1-1.簡易2眼VRゴーグルは7歳以上が推奨
人は6歳まで立体視の発達期にあり、目に負担のかかる映像を見ると斜視になってしまう恐れがあります。
よって、段ボールVRゴーグルのような簡易的なものは7歳以上の利用が推奨されています。
VR映像は左右で微妙に異なる映像を映し、その視差で立体感を表現しているため、ある程度目が成長した状態での利用が望ましいです。
1-2.ヘッドマウントディスプレイは13歳以上が推奨
Meta Quest 2のような本格的なヘッドマウントディスプレイは13歳以上の利用が推奨されています。
各メーカーから販売されているVR機器に年齢制限の記述があるので、確認してから使用しましょう。
1-3.年齢制限はなくとも高齢者の方の長時間の利用は注意する
高齢者の方への年齢制限は特段設けられていませんが、利用する中で酔いや吐き気を感じる場合は直ちにに利用をやめましょう。
2.対処方法
2-1.一眼VRゴーグルを使用する
幅広い世代がVR体験をできるのが、一眼タイプのVRゴーグルです。
こちらはレンズは一枚で、映像に視差のないVR映像を見るので、目への負担を軽減することができます。
個人での利用はもちろん、世代を問わずVR映像を体験してもらいたいイベントなどは一眼VRゴーグルを用意することをおすすめします。
2-2.適度に休憩をしながら利用する
VRは、映像世界に入り込んだような感覚が魅力である一方で、時間を忘れて没頭してしまうと身体には想像以上に負担がかかっていることも。
テレビゲームと同じく、VRも一度に長時間使うのではなく、こまめに休憩を取りながら利用しましょう。