- 2023/05/26
- 2024/04/11
【2023】最新360°カメラ8選の性能を比較!価格・機能の違いを解説
実写のVR撮影が簡単にできる360°カメラですが、最近は様々なメーカーから最新モデルが販売されています。
「会社の広報活動でVR動画を作りたいけど、どれを買ったらいいかわからない」
「VR動画をマーケティングに活用するため、機材を揃えたい」
そんな方のために、この記事では360°カメラのおすすめ機種をご紹介します。
価格や機能を比較しているので、目的に合わせて選んでみましょう。
目次
1.360°カメラとは
360°カメラとは、上下左右360°撮影できる機材のこと。通常のデジタルカメラや一眼レフ、スマートフォン搭載のカメラが平面撮影であるのに対し、360°カメラは撮影範囲が全方位で『全天球カメラ』と呼ぶこともあります。
見た目は、レンズが2枚以上搭載されているのが特徴。レンズがそれぞれの範囲を撮影し、合成することで360°画像・映像として出力される仕組みです。
2.【360°カメラ】8製品の性能を比較
それでは、360°カメラの性能や価格を比較していきます。持ち運びに適しているカメラや、画質にこだわりのあるカメラなどメーカーやカメラによって様々。目的によって最適なカメラは変わるので、参考にしてください。
製品名 | 価格 |
GoPro MAX | 61,000円 |
Insta360 ONE X2 | 46,700円 |
Insta360 X3 | 68,000円 |
Insta 360 ONE RS | 60,140円 |
Insta360 Pro 2 | 720,000円 |
TECHE 360Anywhere | 396,000円 |
KANDAO QooCam 8K | 約220,000円 |
THETA Z1 | 132,670円 |
GoPro MAX
強力なブレ補正、6つのマイクによる高品質オーディオ、防水設計など機能性の高さが魅力の「GoPro MAX」。高い耐久性を備えており、スポーツシーンや水中などの臨場感のある撮影に向いています。
また、360°素材はGoProアプリ「Quik」を使えばすぐにリフレームされ、面倒な編集作業なく再生・シェアできます。
通常撮影もできる万能カメラです。
動画解像度 | 6K |
価格 | 61,000円 |
詳細情報 | https://gopro.com/ja/jp/shop/cameras/max/CHDHZ-202-master.html |
Insta360 ONE X2
撮影、手ブレ補正、編集ができるポケットサイズの360°アクションカメラ。高性能な1630 mAhのバッテリーを搭載し、長時間の撮影も可能。
また、Insta360アプリを使えばAI機能などを使いながら気軽に映像編集でき、SNSへのシェアも簡単。テンプレートも豊富に用意されているので、クリエイティブで凝った表現を簡単に作れます。
レンズ保護フィルター、潜水ケースなど撮影シーンに合わせたアクセサリーも販売されており、用途に合わせてカスタムできます。ライブ機能を使い、FacebookやYouTubeの360°ライブ配信にも対応しています。
動画解像度 | 5.7K |
写真解像度 | 1800万画素 |
価格 | 46,700円 |
詳細情報 | https://www.insta360.com/jp/product/insta360-onex2#onex2_specs |
Insta360 X3
同じくInsta360シリーズより発売されている「X3」。
上記で紹介した「ONE X2」よりも本体スクリーンが大きい、バッテリーの容量強化、クリエイティブな撮影モードの追加など、機能が拡張された新機種です。
スクリーンの大型化により、小さな本体上でも写真や動画をくっきりとプレビュー可能に。「ONE X2」より性能にこだわりたい方におすすめです。
動画解像度 | 5.7K |
写真解像度 | 7200万画素、1800万画素 |
価格 | 68,000円 |
詳細情報 | https://www.insta360.com/jp/product/insta360-x3 |
Insta 360 ONE RS
こちらも、Insta360シリーズから発売されている「ONE RS」。レンズ交換式のアクションカメラで、撮影シーンに合わせてカスタムできます。「4Kブーストレンズ」は頑丈で耐久性があるため、アクション向け。「5.7K360度レンズ」は全方向のアクションを撮影できるので、360°撮影の際に使います。
これまで紹介した製品と同じく、Insta360アプリで簡単に編集ができるので手間要らず。シーンに合わせてレンズを変更するなど、よりこだわりを持ちたい方におすすめです。
動画解像度 | 5.7K |
価格 | ツイン 60,140円 4K 36,220円 |
詳細情報 | https://www.insta360.com/jp/product/insta360-oners |
Insta360 Pro 2
Insta360シリーズのプロ向け製品「Pro 2」。これまで紹介してきたInsta360シリーズは一般向けにも人気ですが、こちらはプロのVR撮影に適した機材です。球体に6つのレンズが付いており、8Kでの撮影が可能。「Insta360 Pro」の後継機であり、進化を遂げました。
スマートフォンやパソコンなどを使い、遠隔映像モニタリングでの撮影ができ、3時間の長時間撮影も可能。
映像編集にはAdobeのソフト「Premire Pro」を使用。本格的にVR撮影を始めたいという方にはオススメのカメラです。
解像度 | 8K |
価格 | 720,000円 |
詳細情報 | https://www.insta360.com/jp/product/insta360-pro2 |
TECHE 360Anywhere
出典:Mogura VR
中国のTECHE社が2020年に販売を開始したプロ向け360°カメラ。4つの魚眼レンズを搭載し、8Kでの撮影ができます。暗所での撮影も得意とし、ライブストリーミング機能で配信も可能。
クオリティの高い360°動画・静止画を撮影したい際におすすめの機種です。
解像度 | 8K |
価格 | 396,000円 |
詳細情報 | https://www.teche720.com/en/index.html |
KANDAO QooCam 8K
中国のKANDAO社が販売する世界最小のタッチスクリーン付き360°カメラ。ポケットに収まるサイズ感ながら、プロ級の撮影がかないます。
高解像度の8K動画ながら、スマートフォンアプリでの編集が可能でハイスペックな編集用PCは不要。初心者向けのテンプレートも用意されており、簡単に完成度の高い360°コンテンツが完成します。
解像度 | 8K |
価格 | 約220,000円 |
詳細情報 | https://www.kandaovr.com/ja/qoocam-8k/ |
RICOH THETA Z1
RICOHが展開する360°製品「THETA」シリーズのフラッグシップモデル「Z1」。360°動画よりも静止画やバーチャルツアー制作にこだわりたい方におすすめで、静止画の撮影は7K高画質で行うことができます。
同社は360°画像専門共有サイト「theta360.com」を運営しており、誰でも簡単に世界中に360°画像をアップ可能。バーチャルツアーサービスなど、360°画像を活用した様々なクラウドサービスとも連携しています。
解像度 | 4K |
価格 | 132,670円 |
詳細情報 | https://theta360.com/ja/about/theta/z1.html |
3.360°カメラを選ぶ前に決めておきたいこと
最後に、360°カメラを選ぶ前に決めておくと良いことをご紹介します。これらを押さえれば、スムーズに最適な360°カメラを選べるでしょう。
- 使用目的
- 重視したいポイント
- レンタルの可否
使用目的
動画をメインで撮影したいのか、静止画を綺麗に撮りたいのかといった「360°カメラを何のために使用するのか」を明確にする必要があります。
使用目的を明確にすることで、必要なスペックや性能など、重視したいポイントも考えやすくなるので、スムーズに360°カメラを選ぶことができます。
重視したいポイント
目的が定まったら、次は重視したいポイントです。
「アクションシーンが多い撮影だから、手ブレ機能がほしい」「夜間の撮影メインなので暗所に強みがあるといい」「とにかく持ち運びに便利なものがいい」などの優先度が見えると選びやすいです。
レンタルの可否
360°カメラは数万〜数十万のものがほとんどなので、気軽に購入するのは躊躇する方もいるでしょう。
レンタルができるのか確認し、お試しで使ってみてから購入すると安心です。
4.まとめ
初心者からプロまで幅広く使えるカメラを紹介しました。まず実写VRの撮影をしてみたいなと思ったら小型のカメラから経験を積み、技術と知識が増えてきたら業務用のプロ仕様を使ってみるのもいいですね。
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