- 2022/07/27
- 2024/04/11
VR動画の360°・VR180の違いとは?【種類をわかりやすく解説】
世界最大のオンライン動画共有サービス・YouTube。そんなYouTubeには、通常の動画だけではなくVR動画も数多く存在するということを皆さんはご存知でしょうか。
YouTubeはスマートフォンやパソコンから無料で閲覧することができるので、「VR動画をまだ見たことがない」という方の入り口にオススメなのですが、VR関連のコンテンツは360°・VR180とタグが使い分けられています。
そこでこの記事ではYouTube動画の360°・VR180それぞれの違いをわかりやすく解説したいと思います。コンテンツの特徴を知った上で、VR動画を楽しんでください。
目次
1.スマホの場合はYouTubeアプリをダウンロード
記事を読み進める前にまず知っておいていただきたいことがあります。それはスマートフォンでYouTubeのVR動画を閲覧する際には「アプリから閲覧をする」ことがオススメだということです。
Google ChromeやYahoo!、SafariなどのブラウザからYouTubeを開き、VR動画を見ようと思ってもうまく再生がされません。
そのため、まだYouTubeアプリを持っていないという方は、無料ダウンロードから始めてください。
YouTubeアプリのインストールはこちらから
▶︎▶︎YouTube App Storeはこちら
▶︎▶︎YouTube Google Playはこちら
2.YouTubeの360°・VR180とは
YouTubeは2015年3月から360°VR動画の配信に対応しており、今では個人でVR動画を撮影できる機材も多数登場していることから、YouTube上には多くのVR動画が投稿されています。
VR動画を検索してみると「360°」「VR180」など、それぞれ違うタグがついているものが多数存在します。
例えば、「VR 花火」で検索をしてみると、上部にある動画は【4K】【360°】というタグが付いているのに対し、下の動画は【VR180】【3D】というタグに分けられています。
文字だけでなんとなく意味がわかるような気もしますが、具体的にどんな違いがあるのかというと今一つピンと来ませんよね。ここからはそれぞれのコンテンツの特徴を紹介していきます。
2-1.「360°」の特徴
まずは、360°をご説明します。こちらは、360度ぐるりと全方位を見渡せる動画であるということを表します。
PCの場合、360°動画には左上に操作ボタンが表示され、WASDキー(Wが上、Sが下、Aが左、Dが右)を使用して動画を見たい方向に動かすことができます。
また、上記のキーを使用しなくても、動画内でクリックしながらドラッグすると見たい方向に動かすことも可能です。
スマホの場合は、操作ボタンはなく、スワイプやスマホの動きに連動して好きな方向に動かせます。また、スマホには右下に下記のようなゴーグルマークが表示されているのも360°動画の特徴です。
ゴーグルマークをタップすると、2画面に分割されたVRモードに切り替わります。
この状態でVRゴーグルを装着することで立体感のある映像となり、視線の動きに合わせた映像と共に、臨場感のある360°動画が楽しめます。
2-2.「VR180」の特徴
続いてはVR180についてです。こちらは、平面を立体で見ることができる「立体視」を利用した技術で、通常の動画と比べて臨場感のある映像を見ることができます。360°動画よりも立体感を強く感じることができるでしょう。
180度の視野で左右に広がりのある映像を楽しむことができます。360°の半分の視野なので、後ろには映像がないというのも180°の特徴ですね。
操作は360°と同じく、PCの場合は操作ボタンやクリックで動かすことができ、スマホの場合はスワイプやスマホの動きに連動します。
またスマホの場合、右下にゴーグルマークが現れる点も360°と同じです。VRゴーグルを装着することでさらに奥行きのあるVR動画を楽しむことができます。
3.フィルタ機能を使えばそれぞれの動画を選択可能
YouTubeで動画を検索する際、フィルタを使用し、検索結果を絞り込むことができます。フィルタ内の「特徴」から選択できるのが360°・VR180。見たい動画を探す時には、フィルタ機能をうまく活用してみましょう!
3-1.PCの場合
3-2.スマートフォンの場合
フィルタ機能は「360°動画のみ探したい」「VR180のコンテンツが見たい」という時に活用できる機能なので合わせて知っておくと便利です。
4.VRゴーグル装着でコンテンツをより楽しむ
「360°・VR180」はVRゴーグルを装着せずに360度・180度動画として視聴できますが、VRコンテンツとして楽しむ際に欠かせないアイテムが一眼・二眼VRゴーグルです。
コンテンツに表示されている VRモードという「眼鏡マーク」をタップし、VRゴーグルを装着することで、まるで映像の世界に入り込んだような体験をすることができます。
一眼・二眼タイプの中でも、二眼VRゴーグルは100円ショップで購入でき、気軽に取り入れられるので、「VRコンテンツを楽しみたい!」という方は購入してみるのもオススメです。
5.まとめ
この記事ではYouTubeの「360°・VR180」の違いを解説しました。この機能を知っておけば、その時見たいと思う動画へスムーズにたどり着くことができます。
フィルタを活用して効率よく動画と巡り合ったり、VRゴーグルを装着して没入感をプラスしてみてください。
日々多くの動画がアップロードされていく中で、お気に入りの動画を見つけてください。
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