- 2022/08/04
- 2024/04/11
VRゴーグル制作会社おすすめ5選!ノベルティやオリジナルグッズに活用
VRゴーグルの代表格といえば「Meta Quest2」のような、頭に装着するタイプの高性能ヘッドマウントディスプレイでしょう。
しかし最近では、展示会のノベルティやイベントグッズの配布用として使える、ダンボール製・紙製のオリジナルVRゴーグルも活用されています。
そこで今回は、ノベルティやグッズ用のオリジナルVRゴーグルを制作してくれる会社とともに、導入メリット・活用事例などをまとめて紹介していきます。
VRゴーグルの導入をご検討中の方や、VRコンテンツを持っているけど活用方法に悩んでいるという方は参考にしてください。
目次
1.VRゴーグルとは?一眼と二眼の違いを解説
VRゴーグルは「PlayStation VR」「Meta Quest」などの本格的なものから、ダンボールや紙素材の簡易的なものまで種類は様々。
本格的なものは数万円〜と高額なため複数台の用意にコストがかかってしまいますが、ダンボールや紙素材のVRゴーグルは組み立てが簡単。そのうえ制作会社によってはデザインできたり、形状が変更できるなどオリジナリティーを出せるため、グッズやノベルティとして人気があります。
このようなタイプの多くは、スマートフォンでVR映像を読み込み、ゴーグルに装着するだけで体験できる仕様です。
そんなVRゴーグルですが、「二眼VRゴーグル」「一眼VRゴーグル」の二つのタイプに分類されます。ここでは各タイプの特徴を紹介します。
1-1.二眼VRゴーグル
レンズが二つタイプのVRゴーグルで、一眼タイプと比べるとより没入感の高い体験ができるのが特徴。
PSVRやOculusシリーズをはじめ、段ボール製のVRゴーグルも双眼鏡のようにレンズが二つついている二眼VRゴーグルがほとんどです。
こちらのVRゴーグルは推奨年齢があり、7歳以上のユーザーが対象となります。リアルな体験を届けたい場合や、ビジネスイベントのノベルティにおすすめです。
1-2.一眼VRゴーグル
レンズが一つタイプのVRゴーグルです。
VR酔いが心配な方や、小さなお子様から高齢者まで幅広い層の方が使用できます。年齢制限がないので、子供も参加するイベントやファミリー向けイベントに最適なVRゴーグルです。
一眼モデルと二眼モデルの違いは以下の通りです。
違い | メリット | デメリット | |
一眼モデル | 一つの画面を視聴 | 小さい子供でも目や脳に影響なく楽しめる | 臨場感が落ちる |
二眼モデル | 二分割された違う画面を視聴 | 立体的な映像で臨場感を味わえる | 視聴後の疲れが一眼よりも大きい |
2.スマホ対応のオリジナルVRゴーグルは制作できる?
VRゴーグルは日々進化を続けており、スマホ用VRゴーグルも様々なタイプが登場しています。中でもグッズやノベルティとして重宝されているのは、紙製やダンボール製のもの。
専用のプリントを施して配布することができるので、会社名やブランドデザインをアピールしやすいのが魅力です。ここでは、企業がプロモーション用としてVRゴーグルを選ぶ際のポイントを紹介していきます。
一言で表すと価格と質のバランスを見極めながら選ぶことがポイントです。
2-1.紙製VRゴーグル
紙製のVRゴーグルはとにかく安く配布することができますが、何回か使用すると折れたり傷や汚れが付いてしまうため、継続的な利用が難しいです。とにかく費用を抑えてイベントで1回だけの利用などであれば問題ありません。
2-2.ダンボールVRゴーグル
ダンボールVRゴーグルの場合は、価格を抑えながらも品質も大切にしたいという方向けです。
ダンボール製だと通常の使い方であれば数ヶ月以上は利用することができ、表面にPP(光る)加工を行っている会社であれば、傷や汚れが付く心配もありません。費用も大切だけど、企業ブランドも大切にしたい場合におすすめです。
3.オリジナルVRゴーグルを導入するメリット3つ
オリジナルVRゴーグルを企業が導入するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、下記の3つのメリットを解説していきます。
・コンテンツを多くの人に届けられる
・気軽にVR体験をしてもらえる
・VRコンテンツとの連動感を表現できる
3-1.コンテンツを多くの人に届けられる
まず一番のメリットは、制作したVRコンテンツを気軽に、多くの人に届けられると言う点です。高性能ヘッドマウントディスプレイをイベントや展示会で複数台用意するとなるとコストがかかる上、基本的に、使用中は他の人が体験することはできません。
ですが、簡易的なVRゴーグルであれば、配布することで複数名の方が同時に参加できますし、持ち帰って好きな時に好きな場所で体験してもらうこともできます。
場所や時間の制約なく、多くの人に届けられるので、例えば、住宅展示場で配布した場合、帰宅してから両親や親戚にもコンテンツを見てもらうことで、同じようにイメージを共有することができるのです。
3-2.気軽にVR体験をしてもらえる
オリジナルVRゴーグルは、スマートフォンがあれば誰でもVR体験が可能です。組み立ても簡単なものがほとんど。
ヘッドマウントディスプレイで体験の場合は、サポートスタッフを用意したり、一人あたりの準備時間が必要となります。
しかしオリジナルVRゴーグルなら説明を読めばご自身で準備ができるので、遠方の方へ届けたり、グッズとしてECサイトでの販売なども可能です。
3-3.VRコンテンツとの連動感を表現できる
VRゴーグルは、VRコンテンツと統一感のあるデザインで制作することでコンテンツへの期待や理解へと繋がります。
例えば、VRライブ配信のグッズ用VRゴーグルにアーティストの写真を入れたり。企業の採用向けコンテンツであれば、企業ロゴやキャラクターの形にすることで、印象的な仕上がりとなり連動感を表現できます。
このように、オリジナルのデザインを施したVRゴーグルを導入すると、企業や商品のPRに最適なツールとなります。独自のデザインを施すことで、親しみやすいVRゴーグルに仕上がるでしょう。
4.ノベルティ用VRゴーグルの事例6選
ここからは、グッズ&ノベルティ用のオリジナルVRゴーグルの制作事例をご紹介いたします。
- 警視庁(二眼タイプ)
- 株式会社興和(一眼タイプ)
- 株式会社JTBコミュニケーションデザイン(一眼タイプ)
- 株式会社ナレッジライフ(二眼タイプ)
- 小千谷市(二眼タイプ)
- TSP太陽株式会社(二眼タイプ)
4-1.警視庁(二眼タイプ)
採用向けのVRコンテンツ3本(警察学校紹介/警察学校1日体験/警視庁の仕事1日体験)を体験するノベルティ用VRゴーグルです。
VRコンテンツで入庁後の働くイメージをリアルに伝えることで、内定者とその家族に向けて安心感や仕事のやりがいを伝えています。
4-2.株式会社興和(一眼タイプ)
建設会社「株式会社興和」のノベルティ用一眼VRゴーグルです。
建設現場は危険が伴うため、疑似体験ができるVRコンテンツを社員研修や採用活動に活用しています。
4-3.株式会社JTBコミュニケーションデザイン(一眼タイプ)
「沖縄世界遺産PR」ノベルティ用一眼VRゴーグルです。
こちらのVRゴーグルの側面には二次元バーコードを掲載し、VRコンテンツがすぐに体験できるようになっています。
4-4.株式会社ナレッジライフ(二眼タイプ)
工務店「株式会社ナレッジライフ」では、木の家の魅力をスマートフォンでもリアルに伝えられるようVRコンテンツとVRゴーグルを導入しました。
VRゴーグルをお土産に持って帰ってもらうことで、住宅展示場の見学後に家で見返したり、家族とイメージの共有ができます。
4-5.小千谷市(二眼タイプ)
新潟県小千谷市の観光PR用VR動画を体験するノベルティ用VRゴーグルです。
おぢやイメージキャラクターの「よし太くん」が前面に配置され、ゴーグルを覗けばよし太くんに変身できる遊び心のあるデザインです。
VRゴーグルの上部には二次元バーコードがあり、スマートフォンで読み取るとすぐにVR映像を楽しめる仕様です。
4-6.TSP太陽株式会社(二眼タイプ)
VR事業のPRツールとして、展示会でお客様にVR体験を届けるノベルティや、クライアント様向けの営業ツールとして活用しています。
こちらも本体の側面に二次元バーコードを掲載しているので、スマートフォンで読み込んですぐにVRゴーグルで360度映像を体験できます。
5.キャラクター型VRゴーグルの事例3選
キャラクター型VRゴーグルの事例を紹介します。
- 東京電力ホールディングス(ノベルティ)
- 警視庁(ノベルティ)
- 株式会社建設技術研究所(ノベルティ)
5-1.東京電力ホールディングス(ノベルティ)
東京電力ホールディングスの公式キャラクター「エコロン」のキャラクター型VRゴーグルです。
自宅でもVR体験をしてもらえるようにと、イベントに訪れた方に配布されたノベルティとしてご活用いただいています。
5-2.警視庁(ノベルティ)
警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」を全面に出したデザインのVRゴーグルです。
先ほど紹介していたVRゴーグルの第二弾として、内定者向けに配布し、VRコンテンツで警察の仕事を疑似体験しています。
5-3.株式会社建設技術研究所(ノベルティ)
大分県湯布院町の観光PR向けのバス型VRゴーグルです。
湯布院で導入実証事業が行われているグリーンスローモビリティー車両「ノルク」を模した、親しみやすさが感じられるデザインです。
二次元バーコードがあるので、読み込むことで専用のVR動画を閲覧することができます。こちらは観光案内所等でイベント時に活用されています。
6.VRゴーグルの制作会社5選
続いて、VRゴーグルの制作依頼ができる会社を5社ご紹介します。
- Google cardboard
- ハコスコ
- 日本トラストテクノロジー
- 小松印刷株式会社
- リプロネクスト
6-1.Google cardboard
Googleが提供するVRゴーグル「Google cardboard」です。
「Google cardboard」最大の特徴は、段ボールVRゴーグルを作るための仕様書が無料公開されていること。段ボール、輪ゴム、レンズ、マグネットテープを揃えれば誰でも一から自作することができます。
これらの材料は100円ショップにも売られているので、手軽に入手可能です。
また、見た目がユニークな製品版のヘッドセットも売られており、1,000円程度と比較的手に取りやすい価格帯です。Amazonや公式サイトから製品版Cardboardを購入できます。
【素材】
・ダンボール
【制作可能なVRゴーグル】
・二眼VRゴーグル
▶︎▶︎Google cardboard 公式サイトはこちら
6-2.ハコスコ
ノベルティ用VRゴーグルで認知度No.1と言えるハコスコ。ダンボール製VRゴーグルの特許を取得し、個人・法人問わず多くの方々に利用されています。
VRプロモーションに必要なゴーグルの注文を受け付けており、オリジナリティある段ボールVRゴーグルを製作することが可能。
また、ハコスコでは段ボール製VRゴーグルを一眼・二眼と用途に合わせて制作することができ、両方とも折りたたみが可能なモデルもあるので、持ち運びにも便利です。
また、ハコスコ専用アプリでは企業から一般ユーザーまで、数多くの動画が配信されていて、様々なジャンルのVR動画を楽しむことができます。
【素材】
・ダンボール
【制作可能なVRゴーグル】
・一眼VRゴーグル
・二眼VRゴーグル
▶︎▶︎ハコスコ 公式サイトはこちら
6-3.日本トラストテクノロジー
日本トラストテクノロジーが提供している段ボールVRゴーグル。
4〜5.5インチの大きさのスマートフォンに対応しており、滑り止めやヘッドストラップがついているので、手を離しながらの視聴が可能です。
さらに、ゴーグルと顔の接触部分にはフィットクッションがついており、光の侵入を抑えて映像に集中することができます。皮脂の付着も防ぐことができるので、段ボールにシミが出来にくい点も嬉しいポイント。カラーはブラックを含めた2種類です。
【素材】
・ダンボール
【制作可能なVRゴーグル】
・二眼VRゴーグル
6-4.小松印刷株式会社
サービスページには「待ってました、この価格!すべての人にVRを。」と紹介されているだけあり、素材も紙製でコストカットの意識が徹底されています。一眼VRゴーグルをとにかく安くという場合におすすめです。
サイズもS・M・Lの3種類が用意されており、用途に合わせて選べます。
【素材】
・紙
【制作可能なVRゴーグル】
・一眼VRゴーグル
6-5.リプロネクスト
VRtipsの運営元であるリプロネクストは一眼・二眼と用途に合わせたオリジナルVRゴーグルの制作が可能です。
ビジネスイベントでのノベルティやグッズとしての利用が多く、オリジナルキャラクター型VRゴーグルの制作ができます。企業のキャラクターやスマホVRゲーム用に販売するなど、ブランドイメージを大切にしたい法人の方におすすめです。
VRを初めて体験される方が簡単に組み立てられるように、1つのパーツで組み立てられる仕様となっています。
【素材】
・ダンボール
【制作可能なVRゴーグル】
・一眼VRゴーグル
・二眼VRゴーグル
▶︎▶︎株式会社リプロネクスト公式サイトはこちら
まとめ
ノベルティVRゴーグルの魅力は、低価格でオリジナリティのあるゴーグルが作れて、多くの人にVR体験を届けられる点です。
オンラインで企業/商品/イベントなどをリアルに伝えたいというニーズに対しては、スマートフォンVRやノベルティ用VRゴーグルでプロモーションの幅が広がります。
「VRを使って体験を届けたい」という方はぜひ参考にしてください。
VRtipsを運営しているリプロネクストではオリジナルVRゴーグルの制作を行っています。
無料サンプルの提供も行っているので、気になる方やご質問等ありましたらお気軽にご相談ください。
「VRtips」は株式会社リプロネクストが運営しています。
ビジネスでVRコンテンツや段ボール製VRゴーグルを活用したいという方は、
お気軽にご相談ください。