- 2022/08/10
- 2024/04/11
【2023年】PC用VRゴーグルの話題&おすすめ10選
ハイクオリティで、没入感の高いVR体験ができるPC接続型のVRゴーグル。
本格的にVRを楽しみたい方から絶大な支持を得ており、ハイエンドVRゴーグルとも呼ばれています。
今回は、そんなPC用VRゴーグルのメリットとデメリット、話題&おすすめの最新機種10個を紹介します。
目次
1.PC用VRゴーグルとは
パソコンと接続することでVR体験ができるVRヘッドセットです。
セッティングが少々手間ですが、高性能パソコンで映像を処理するため、最高品質のVR映像・コンテンツを楽しむことができます。
2.PC用VRゴーグルのメリット
2-1.画質の良さ
PC用VRゴーグルはゴーグル自体のスペックの高さはもちろん、連携する推奨パソコンも高い画像処理能力を備えているため、出力される映像がとても美しい点が魅力です。
スタンドアローン型と比較すると解像度が平均1.5〜2倍アップし、高精細の画質でVR体験を楽しめます。
2-2.動作のなめらかさ
ポジショントラッキング(身体の動きとVR上の動きを一致させる機能)も優れており、頭の左右上下、傾きだけでなく、身体全体の動きをVR空間に反映させます。
これにより、映像世界の中に入り込んだような体験が実現できます。
3-3.長時間の利用しやすさ
上記の画質の美しさ、動作のなめらかさなどから、VR使用の際に生じる身体的ストレスが軽減され、スマホ用VRゴーグルやスタンドアローン型VRゴーグルと比較すると長時間利用しやすいのもメリットです。
没入感が高いため時間を忘れて没頭しやすい傾向にありますが、適度に休息をとり、間隔をあけながら使用しましょう。
4.PC用VRゴーグルのデメリット
4-1.対応スペックを備えたパソコンが必要
PC用VRゴーグルと接続するパソコンは、一般的な家庭用・ビジネス用パソコンではスペック不足で思うように動作しないことがあります。
そのため、PC用VRゴーグルの購入を検討する際には、パソコンの推奨スペックの確認が必要です。「VRゴーグルを買ったのに使えない」ということのないように注意してください。
4-2.価格が高い
スマホ用VRゴーグルやスタンドアローン型VRゴーグルに比べると、PC用VRゴーグルは高価です。
パソコンの購入も重なると数十万円になることもあるので、予算は確認しておくとよいでしょう。
4-3.持ち運びや移動が難しい
持ち運びしやすいスマホ用VRゴーグルに比べ、PC用VRゴーグルは周辺機器が多く、コードを複数利用するタイプもあるので、持ち運びには不向きと言えるでしょう。
一方でルームスケールと呼ばれる「VR空間を移動できる機能」で、現実世界でも歩きながらVR空間を移動できるので、十分なスペースを確認し、固定した空間で体験するシーンには向いています。
5.PC用VRゴーグルの話題&おすすめ10選
話題の新作や、人気を集めているおすすめのPC用VRゴーグルを紹介します。
- VIVE Pro 2
- Pimax Crystal
- VALVE INDEX
- VIVE Cosmos Elite
- PICO Neo3 Link
- Varjo Aero
- VIVE Cosmos
- VIVE Pro Eye
- DPVR/E3-4K Gaming Combo
- Pimax 12K QLED
※価格等の商品情報は、記事制作時点(2022年12月)のため、詳細は各メーカーにお問い合わせください
5-1.VIVE Pro 2
HTC社が開発する「VIVE Proシリーズ」の最新版PC用VRゴーグルです。
120°という広い視野角と4,896×2,448の5Kでの映像美で、映像の細部まで楽しみたい方におすすめです。
また、ミリメートル単位で動きを測る高精度トラッキングでユーザーの動きを感知し、VR空間での体験をリアルなものにしてくれます。
解像度 | 4,896×2,448 |
リフレッシュレート | 120Hz |
視野角 | 120° |
価格 | 178,990円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-pro2/overview/ |
5-10.Pimax Crystal
中国のVRヘッドセットメーカー「Pimax」で発売中の最新機種。
この機種の特徴は、PCに繋ぐことはもちろん、ヘッドセット単体でも使えるハイブリッド対応である点です。
「Pimax Vision 8K X」と比べると、前面部が小さく軽量化され、長時間使用の際の負担が軽減されています。
また、レンズを付け替えることができるのはVRヘッドセットの中で初。マグネット式なので面倒な作業はなく、視野角を120°・140°で選択可能。
現実空間か仮想空間なのか、区別がつかないほどの視覚体験ができるのが魅力です。
解像度 | 5,760×2,880 |
リフレッシュレート | 160Hz |
視野角 | 120°/140° |
価格 | 約230,000円 |
詳細情報 | https://pimax.com/crystal/ |
5-3.VALVE INDEX
VALVE社が発売しているPC用VRゴーグル「VALVE INDEX」。
最大視野角130°という広い視野や、耳との接触なく臨場感のある音響を再現するオフイヤースピーカーが特徴的で、非常にリアルなVR体験ができます。
同社はゲーミングプラットフォーム「Steam」を運営しているので、Steamから購入したヘッドセット用コンテンツは他のデバイスやヘッドセットからもアクセスできます。
解像度 | 1,440×1,600 |
リフレッシュレート | 144Hz |
視野角 | 130° |
価格 | 165,980円 |
詳細情報 | https://www.valvesoftware.com/ja/index |
5-4.VIVE Cosmos Elite
一つ目に紹介した「VIVE Pro 2」と同じHTC社が手掛けるPC用VRゴーグル。
「VIVE Pro 2」よりも価格は7万円ほど安いですが、解像度は2,880×1,700でクオリティの高い映像美を実現。外部装置を使わずともトラッキング精度が非常に高いこともポイントです。
耳にフィットするヘッドフォンによる高音質なサウンドなど機能面でも優れており、コストパフォーマンスの高いVRゴーグルです。
解像度 | 2,880×1,700 |
リフレッシュレート | 90 Hz |
視野角 | 110° |
価格 | 109,000円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-cosmos-elite/overview/ |
5-5.PICO Neo3 Link
中国のPico Technologyが発売しているPC向けVRヘッドセット。気軽に、快適な装着感で楽しめるPC VRとして人気です。
ゲーミングプラットフォーム「Steam」対応のほか、PICOストアから100以上のVR対応ゲームを探せるので、色んなタイトルで本格的なゲーム体験を味わいたい方におすすめです。
購入を検討する際には、公式サイトからPico Link ソフトウェアをダウンロードして、お持ちのPCがVRに対応しているか確認しましょう。
解像度 | 3,664×1,920 |
リフレッシュレート | 72Hz/90Hz/120Hz |
視野角 | 98° |
価格 | 49,280円 |
詳細情報 | https://www.picoxr.com/jp/products/neo3-link |
5-6.Varjo Aero
超高解像度のVRヘッドセットを開発するVarjo社が発売する、PC用ハイエンドVRヘッドセットです。
最適設計が施された非球体レンズは角度に応じて解像度が変化し、レンズの中心ほど解像度が高く、人間の目の作りを再現しています。
「シミュレーションゲームを、その場にいるかのような臨場感で楽しみたい」という方にピッタリです。
解像度 | 2,880×2,720 ミニLED・LCD(最大35PPD)×2枚 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 115° |
価格 | 316,800円 |
詳細情報 | https://www.elsa-jp.co.jp/products/detail/varjo-aero/ |
5-7.VIVE Cosmos
VIVE Cosmosは使いやすさと汎用性、パフォーマンスの良さでバランスがとれた設計が魅力。
ヘッドセットには、6つのカメラとAIテクノロジーによる独自のトラッキング機能が搭載され、精度が向上。デザインはフリップアップ式なので、現実とVR空間とを瞬時に切り替えられます。
快適さを追求したフィット感と一体型ヘッドフォンによる音響演出で、VRの世界に入り込んだような体験ができます。
解像度 | 2,880×1,700 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 最大110° |
価格 | 79,800円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-cosmos/overview/ |
5-8.VIVE Pro Eye
製品名に「Eye」とあるように、高精度なアイトラッキングが特徴のVRゴーグルです。
上記の動画ではビジネスの活用事例が紹介されています。BMWは車のプロモーションに活用し、VR体験者の目の動きから、注目された箇所などのマーケティングに役立てるデータを抽出。
ユーザーに体験を届けるだけでなく、データ収集・分析も行いたいというニーズにピッタリでしょう。
解像度 | 2,880×1,600 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 最大110° |
価格 | 179,168円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-pro-eye/overview/ |
5-9.E3-4K Gaming Combo
4K解像度に5.5インチディスプレイのため、ゲームはもちろん映画も高画質でVR体験を楽しめます。
個人利用だけでなく、学校教育や企業の研修など、世界中のさまざまな業界で使用されています。
注意点で言うとスピーカーが搭載されていないため、音を聞くためには別途ヘッドフォンやイヤホンを用意する必要があります。
解像度 | 3,840×2,160 |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110° |
価格 | 約51,000円 |
詳細情報 | https://www.dpvr.com/en/vr-headset-products/e3-virtual-reality-headset-for-pc/ |
5-10.Pimax 12K QLED
最後に紹介するのは、中国のVRヘッドセットメーカー「Pimax」が開発中の「Pimax 12K QLED」。
「自然さ」「自己認識」「自由」の3つを兼ね備えるという同社の提唱する「VR3.0」構想を実現する機器として、発売前から期待が高まっています。
視野角は水平200°・垂直135°で、ほぼ人間の視角をカバー。
12Kという解像度で、映像の網目も見えないほどに没入感の高いVR体験が実現できるようです。また、VRゴーグル本体の様々な箇所にトラッキング用のカメラが搭載されているので、ユーザーの動作はもちろん、顔の動きまでも忠実に再現する高性能VRゴーグルです。
解像度 | 12,288×6,480 |
リフレッシュレート | 200Hz |
視野角 | 200° |
価格 | 約273,000円 |
参考情報 | https://pimax.com/ja/pimax-12k/ |
6.ビジネス活用におすすめのVRゴーグル
ビジネスシーンでのVRゴーグル活用事例も増えてきています。
ビジネスの場合は「大勢の方にVR映像を届けたい」「イベントや展示会で気軽にVRを試してほしい」というニーズが多いため、私たちは下記のVRゴーグルをビジネス利用に推奨しています。
6-1.Meta Quest 2
「美しい映像や、音声でVRを体験してほしい」という方におすすめなのが、Meta社(旧:Facebook社)が発売する「Meta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)」。
会社やイベントでVRゴーグルを使う場合、ITやデジタルに強い人だけでなく多くの方が利用する可能性があるため、ワイヤレス接続で使いやすい点が魅力です。
VRゴーグルさえあればPCなどの他の機器は必要ないので、持ち運びもスマートなVRヘッドセットです。
解像度 | 1,832×1,920 |
リフレッシュレート | 72Hz |
視野角 | 100° |
価格 | 59,400円 |
詳細情報 | https://store.facebook.com/jp/ja/quest/products/quest-2/ |
6-2.段ボール製VRゴーグル
「大勢の人に同時にVRを体験してほしい」「グッズやノベルティにVRゴーグルを活用したい」というシーンでは、段ボール製のVRゴーグルがおすすめです。
スマートフォンを装着するだけで気軽にVR体験ができ、現在は100円ショップにも販売されています。
VRtipsの運営元・リプロネクストが制作するオリジナルVRゴーグルは、オリジナルプリントや形状変更ができるので、企業ロゴやキャラクターをモチーフに作ることができます。
資料請求の付録やイベントのお土産、キャンペーンのグッズとして活用いただいています。
▶︎▶︎リプロネクスト オリジナルVRゴーグル 詳細はこちら
7.まとめ
PC用VRゴーグルは「とにかくVRのクオリティにこだわりたい」という方にはピッタリのVRゴーグルです。
性能が高い分、スマホ型VRゴーグルやスタンドアローン型VRゴーグルよりも高価になりますが、圧倒的な没入感を味わうことができるでしょう。
また、必要になるPCのスペックの確認もお忘れなく。年々進化を遂げていくPC用VRゴーグルに今後も目が離せません。
VRtipsを運営しているリプロネクストでは、オリジナルVRゴーグルの企画・制作を行っています。法人・自治体様向けに無料サンプルもご用意しておりますので、ノベルティやグッズ販売にお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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ビジネスでVRコンテンツや段ボール製VRゴーグルを活用したいという方は、
お気軽にご相談ください。