VRゴーグルの使い方と選び方【初めてVRに触れる方は必見】
初めてVRに触れる際「どんなVRゴーグルが自分に合っているんだろう」と悩むのではないでしょうか。
一口にVRゴーグルと言っても価格帯・性能も全く異なり、様々な機種が存在していて、混乱してしまいますよね。
この記事ではそんな方に向けて、そもそもVRゴーグルはどういう仕組みなのかをお伝えした後に、種類とそれぞれの使い方、さらに選び方をご紹介します。
記事を読み終わった後に、求めていたVRゴーグルが見つかると嬉しいです。
目次
1.VRゴーグルとは

VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティー)」の略で、日本語では“仮想現実”と訳されます。
VRゴーグルを装着することで、仮想空間に自分が存在しているような体験が得られるのです。
ではなぜVRゴーグルを装着するとそのような感覚になれるのかというと、映像に現実味を持たせるためにレンズを通して左右異なる映像を出しているから。
人間が何かモノを見るときも、左右の目に映る対象物は角度、距離などが微妙に異なります。
その「視差」をVRゴーグルで再現することで、映像にリアリティが生まれるのです。
2.VRゴーグルの種類
続いては、VRゴーグルの種類をご紹介します。VRゴーグルは大きく分けて3種類あります。
・スタンドアローン型
・PC・ゲーム機 接続型
・スマートフォン差し込み型
2-1.スタンドアローン型

テレビCMでプロモーションしているので「このタイプは見たことがある」という方が多いのではないでしょうか。こちらはパソコンやスマートフォンなどの外部機器が必要なく、本体さえ購入すればVR体験ができるスタンドアローン型です。
映像の美しさ、持ち運びの便利さ、使用用途の幅広さなどでどのタイプよりもバランスが良く、最も人気のあるVRゴーグルです。最近では、メガネのように気軽に装着できる機器も登場しています。
2-2.PC・ゲーム機 接続型

PCやゲーム機と繋ぐことで使えるようになるVRゴーグルです。メリットは他のタイプと比べて音質や画質が美しく、より快適な没入感を得られるところ。
本格的なVR体験にオススメであり、高機能である分価格も十万円前後のものが多いです。
注意点としては、接続するパソコンのスペックも大切なので、推奨された環境なのか事前確認が必要ということです。システム要件が満たされていないと不具合が生じる可能性があります。
2-3.スマートフォン差し込み型

最も手軽なのがスマートフォンにVR映像を映し出し、装着するタイプのVRゴーグル。こちらはプラスチック製、ダンボール製、紙製など素材も豊富で、価格帯は100円〜10,000円以内のものがほとんどです。
性能や没入感では上記の2つに劣りますが、「VRゴーグル=高性能で高額」というイメージを払拭するこのアイテム。
多くの人に同時に体験してもらったり、まずは気軽に体験したいという方にオススメです。
続いて、それぞれのVRゴーグルの使い方を見ていきましょう。
3.スタンドアローン型の使い方
3-1.本体を用意
まずはスタンドアローン型のVRゴーグルを用意。
バッテリーは本体内蔵の機器がほとんどなので、電源を繋いで充電しておきましょう。
3-2.初期設定を行う
VRゴーグルの電源を入れ、操作方法の確認やネットワーク環境との接続を行います。一部機能をオフラインで使えるVRゴーグルもありますが、YouTubeでVR動画を見たりメタバースで活動する際にはWi-Fiと繋ぐ必要があります。
3-3.自由に使ってみる
アプリをダウンロードすることで様々なゲームを楽しんだり、VR映像を鑑賞することができます。また、最近ではVRでエクササイズをする人も。思い思いの使い方で活用しましょう。
4.PC・ゲーム機 接続型の使い方
4-1.パソコンやゲーム機を用意
VRゴーグルの接続先となるデバイスを用意しましょう。先ほどお伝えした通り、事前にデバイスのスペックの確認が必要です。
4-2.VRゴーグルを接続
続いて、VRゴーグルを接続します。ケーブルを使ってデバイスとVRゴーグルを繋げ、電源を入れましょう。
4-3.初期設定を行う
VR ゴーグルを使用する活動スペースの指定など、初期設定を行っていきます。
4-4.自由に使ってみる
ゲームや映像を楽しみましょう。PC・ゲーム機接続型は高画質のため、つい長時間使用してしまいがちですが、適度な休息を取りながら使用しましょう。
5.スマートフォン差し込み型の使い方
5-1.VRゴーグルを用意

スマートフォン差し込み型のVRゴーグルを用意します。
5-2.スマートフォンにVRコンテンツを表示
続いては、スマートフォンでVRコンテンツを表示します。YouTubeアプリにも360度コンテンツが公開されています。画像左下のゴーグルマークをタップすると2画面に切り替わります。

このように2画面になれば問題ありません。

5-3.スマートフォンにVRゴーグルを装着
2画面の状態でVRゴーグルに装着します。装着の仕方は機器によって異なるので説明書を読みましょう。
5-4.コンテンツを楽しむ
レンズを覗いてみると、VR映像が広がります。

ヘッドバンド付きで両手が塞がらないVRゴーグルもあるので、利用時間や用途に合わせて選んでください。
6.VRゴーグルの選び方
最後に、VRゴーグルを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
6-1.使用目的に合っているか
一番大切なのは、使用目的を明確にしておくこと。
VRゲームやメタバースのような体験型コンテンツをじっくり楽しみたい方はスタンドアローン型やPC・ゲーム機 接続型がよいですし、試しにVR映像を見てみたいということであれば、スマートフォン差し込み型が取り入れやすいでしょう。
まずは目的を確認しておくと、選択肢が絞れます。
6-2.重視するポイントを決める
続いて重視したいポイントも押さえておきましょう。
画質の良さや軽さ、安さなどの優先順位を決めておくと、選びやすくなります。
6-3.レビューをチェック
気になるアイテムが絞れたところで、レビューを見るとさらに具体的なイメージを得ることができます。
オススメはYouTube動画でレビューを探してみること。動画ではVRゴーグルを覗いているような映像がシェアされている場合もあるので、使用感を一目で理解することができます。
6-4.レンタルで試してみる
レビューをチェックしても、高価な買い物であるほど躊躇してしまうものです。
そこで、実際に触って確かめたいという方はVRゴーグルのレンタルサービスを利用するのがオススメです。
下記記事でレンタルサービスを提供しているサイトを紹介しているので、ご覧ください。
7.まとめ
VRゴーグルは日々進化し続けており、今後も性能に優れた機器が続々と登場することでしょう。
現段階ではご紹介した3種類を押さえておけば、あとは目的に合わせて選べるはずです。
まだVRを体験したことのない方は、ぜひこの体験型コンテンツを味わってください。