- 2022/08/04
- 2024/04/11
【2023年最新】VRヘッドセット12選!選び方のポイントも紹介
VRヘッドセットの新作が続々と登場する中、今回は「最新VRヘッドセット事情が知りたい!」というニーズにお応えすべく、新作を含めたオススメVRヘッドセットをご紹介します。
選び方のポイントもお伝えするので、記事を読んだ後にはご自身の目的に合ったVRヘッドセットが見つかることでしょう。
目次
1.VRヘッドセット(VRゴーグル)とは
VRを体験できるデバイスがVRヘッドセット(VRゴーグル)です。
パソコンやスマートフォンからもVR技術を活用したコンテンツを表示させることはできますが、360°のVR空間に入り込むような没入感は、VRヘッドセットなしでは体験できません。
2.VRヘッドセット(VRゴーグル)の種類
VRヘッドセット(VRゴーグル)は大きく分けて3タイプあります。まずは、その違いを押さえましょう。
2-1.スタンドアローン型
パソコンやスマートフォンなどの外部機器を必要とせず、本体さえあればVR体験できるのがスタンドアローン型です。
このタイプのメリットは、持ち運びのしやすさやセッティングの手軽さ。また、ケーブルを繋ぐ必要もなく、VRヘッドセットを装着しながらアクティブに動くことができるのも魅力です。
今、広く人気を集めている機種はこのタイプのものが多いです。
▶︎▶︎関連記事:スタンドアローン型VRとは?【おすすめHMDを一挙公開】
2-2.PC・ゲーム機据え置き型
VRヘッドセット単体では動作せず、PCやゲーム機と繋いで使うことができるタイプです。メリットは他のタイプと比べて画質が良く、没入感が高いところ。スタンドアローン型と比較すると解像度が平均1.5〜2倍アップし、高精細の画質でVR体験を楽しめます。
映像の美しさにこだわりたい人や、一回の使用で比較的長い時間楽しみたい方に選ばれています。
ただし、パソコンのスペックも合わせて確認が必要。
推奨スペックを満たしていない場合は、動作が鈍くなるなど使用する上でストレスを感じることがあるので、注意しましょう。
▶︎▶︎関連記事:【2022年】PC用VRゴーグルの話題&おすすめ10選
2-3.スマートフォン差し込み型
VR映像を表示させたスマートフォンを、本体に差し込むタイプのVRゴーグル。
こちらはプラスチック製、ダンボール製、紙製などがありますが、いずれもスタンドアローン型、PC・ゲーム機据え置き型よりもリーズナブルに手に入ります。
スマートフォン差し込み型は、100円ショップでも販売されています。
3.VRヘッドセットを選ぶ際の4つのポイント
ではどのようにVRヘッドセットを選んだら良いかのポイントをお伝えします。
- 使用目的を明確にする
- 重視するポイントを決める
- レビューをチェック
- レンタルで試してみる
3-1.使用目的を明確にする
まず最初に、VRヘッドセットで何をしたいかを明確にしましょう。
ゲームを楽しみたいのであればスタンドアローン型やPC・ゲーム機据え置き型、大勢にVR体験を届けたいのであれば、スマホ差し込み型が良いでしょう。
目的に応じて選択肢が絞られてくるので、まずはここを明確にするのがポイントです。
3-2.優先度・重視するポイントを決める
次にここは重視したいという優先順位を決めましょう。
例えば長時間利用したいのであれば、体に負担のかかりにくい軽量タイプが良いですし、画質にこだわりたいのであれば画質に強みのあるタイプを選ぶなど、重視するポイントを決めておくと選びやすくなります。
3-3.レビューをチェック
ポイントを絞ったところで気になる機器をピックアップして、レビューを確認しましょう。
YouTubeで検索をすると動画でレビューが公開されているものもあり、具体的な使用イメージが湧きやすくなるのでおすすめです。
3-4.レンタルで試してみる
レビューを確認しても、高額のVRヘッドセットを購入する一歩はなかなか踏み出しにくいもの。
そんな時に便利なのがVRヘッドセットのレンタルサービスです。
下記の記事にレンタルサービスを紹介しているので、気になる方はご覧ください。
▶︎▶︎関連記事:VRゴーグルをレンタルできるサイト5選【イベントでの活用にもおすすめ】
4.注目の最新VRヘッドセット12選
ここからは注目の最新VRヘッドセットを紹介していきます。各機種の特徴を見ていきましょう。
スタンドアローン型 | ・VIVE FLOW ・Meta Quest 2 ・Meta Quest Pro ・PICO 4 |
PC・ゲーム機据え置き型 | ・PlayStation VR2 ・VIVE Pro 2 ・Pimax Crystal ・Pimax 12K QLED ・VALVE INDEX ・Nintendo Switch Labo: VR Kit |
スマートフォン差し込み型 | ・サンワサプライ MED-VRG3 ・リプロネクスト オリジナルVRゴーグル |
4-1.VIVE FLOW
2021年11月にHTC社から発売された新作のスタンドアローン型VRヘッドセット。
サングラスのような見た目はこれまでのスタンドアローン型の「頭に固定するイメージ」を覆し、気軽にVRの世界へ入り込むことができます。
軽量でコンパクトながらも、6DoFに対応した自由度の高いVRヘッドセット。
ゲームよりはVR映像を楽しんだり、VR会議に参加するなどの用途の方が向いているようです。
スマートフォンがコントローラー機能を兼ねる点でも持ち運びやすさに長けており、プライベート・ビジネス共に今後活用の幅に期待が高まります。
名前 | VIVE FLOW |
リフレッシュレート | 75Hz |
解像度 | 3,200 x 1,600 |
価格 | 59,990円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-flow/overview/ |
4-2.Meta Quest 2
Meta社(旧:Facebook社)の代表的なVRヘッドセット「Meta Quest 2(旧:Oculus Quest 2)」。
高画質な映像、包み込まれるような音響、コンテンツの充実度など全てのバランスがよく、人気の高いVRヘッドセットです。コードレスなので、体を動かしながらゲームをしたい方やフィットネス利用にもオススメです。
また、ビジネスの場ではVR展示会や、VR研修、VR会議など活躍の機会が増えてきているVRヘッドセットです。
▶︎▶︎関連記事:Meta Quest 2 は何ができる?おすすめの使い方を紹介
名前 | Meta Quest 2 |
リフレッシュレート | 72Hz |
解像度 | 3,664 × 1,920 |
価格 | 128GB 59,400円 256GB 74,400円 |
ホームページ | https://www.oculus.com/ |
4-3.Meta Quest Pro
2022年10月に発売されたMeta社の最新機種。
最大の特徴は、VR機能だけでなくMR(複合現実)対応のデバイスとして現実世界と仮想世界をシームレスに繋ぐこと。カメラで現実世界を映した時にカラー映像になったことも大きな違いです。
遠方にいながら、アバターを介して3DCGオブジェクトを共有したり、同じ空間に存在しているかのように共同作業を進めることが可能になり、業務効率化や生産性向上を目指します。
「Meta Quest Pro」は、同社のヘッドマウントディスプレイでは初のビジネスユースに重点を置いたハイエンドな製品です。
▶︎▶︎関連記事:「Meta Quest Pro」とは?特徴や「Quest 2」との違いを紹介!2023年発売の「Quest 3」とも比較
名前 | Meta Quest Pro |
リフレッシュレート | 90Hz |
解像度 | 3,664 × 1,920 |
価格 | 256GB 226,800円 |
詳細情報 | https://www.meta.com/jp/quest/quest-pro/ |
4-4.PICO 4
中国のPico Technologyが2022年10月に発売したスタンドアローン型VRヘッドセット。よく「Meta Quest 2」と比較検討されているのが、こちらの機種です。
パンケーキレンズを採用し軽量化を実現するとともに、長時間着用しても疲れにくいよう重量を前後に分散させたバランス設計が施されています。
4K +解像度と105°のパノラマビューで映像やゲーム、フィットネスなどのあらゆるコンテンツを鮮明に楽しむことができる高性能VRヘッドセット。
2023年には、フェイストラッキング機能とアイトラッキング機能が追加されたビジネス向けの機種「PICO 4 Enterprise」も発売予定です。
▶︎▶︎関連記事:PICO4でできることは?特徴やおすすめの活用シーンを紹介
名前 | PICO 4 |
リフレッシュレート | 72Hz/90Hz |
解像度 | 4,320×2,160 |
価格 | 128GB 49,000円 256GB 59,400円 |
詳細情報 | https://www.picoxr.com/jp/products/pico4 |
4-5.PlayStation VR2
ゲームファンにはたまらないのが、2022年の年明けと共に発表された「PlayStation VR2」発売のニュース。
PlayStation®5と繋ぐVRヘッドセットで、ゲーム世界にかつてないほど深く没入できるのが特徴。
初代PlayStation VRヘッドセットの4倍以上の解像度を持ち、鮮明に再現された仮想空間を楽しめます。
長時間のゲームも快適に過ごせるよう軽量でバランスの良い装着感があり、ケーブルが一本化されてスマートに接続できるなど、機能が大きくアップデートされました。
名前 | PlayStation VR2 |
リフレッシュレート | 90Hz/120Hz |
解像度 | 4,000×2,040 |
価格 | 74,980円 |
詳細情報 | https://www.playstation.com/ja-jp/ps-vr2/ |
4-6.VIVE Pro 2
HTC社が開発する「VIVE Proシリーズ」の最新版PC用VRヘッドセットです。
水平方向に120°という広い視野、そして4,896×2,448の高解像度という圧倒的な映像美を誇る「VIVE Pro 2」。
ヘッドセットにはヘッドフォンも装備されているので、外部音を気にせずにVRの世界へと入り込むことが可能です。
名前 | VIVE Pro 2 |
リフレッシュレート | 90/120 Hz |
解像度 | 4,896×2,448 |
価格 | 178,990円 |
詳細情報 | https://www.vive.com/jp/product/vive-pro2-full-kit/overview/ |
4-7.Pimax Crystal
中国のVRヘッドセットメーカー「Pimax」で発売中の最新機種。
この機種の特徴は、PCに繋ぐことはもちろん、ヘッドセット単体でも使えるハイブリッド対応である点です。「Pimax Vision 8K X」と比べると、前面部が小さく軽量化され、長時間使用の際の負担が軽減されています。
また、レンズを付け替えることができるのはVRヘッドセットの中で初。マグネット式なので面倒な作業はなく、視野角を120°・140°で選択可能。
現実空間か仮想空間なのか、区別がつかないほどの視覚体験ができるのが魅力です。
名前 | Pimax Crystal |
リフレッシュレート | 160Hz |
解像度 | 5,760×2,880 |
価格 | 約230,000円 |
詳細情報 | https://pimax.com/ja/crystal/ |
4-8.Pimax 12K QLED
上記と同じ「Pimax」社が開発中の「Pimax 12K QLED」。
「自然さ」「自己認識」「自由」の3つを兼ね備えるという同社の提唱する「VR3.0」構想を実現する機器として、発売前から期待が高まっています。
視野角は水平200°・垂直135°で、ほぼ人間の視角をカバー。
12Kという解像度で、映像の網目も見えないほどに没入感の高いVR体験が実現できるようです。
また、VRゴーグル本体の様々な箇所にトラッキング用のカメラが搭載されているので、ユーザーの動作はもちろん、顔の動きまでも忠実に再現する高性能VRゴーグルです。
名前 | Pimax 12K QLED |
リフレッシュレート | 200Hz |
解像度 | 12,288×6,480 |
価格 | 約273,000円 |
詳細情報 | https://pimax.com/ja/pimax-12k/ |
4-9.VALVE INDEX
VALVE社が発売しているPC用VRゴーグル「VALVE INDEX」。
最大視野角130°という広い視野や、耳との接触を無くした臨場感のある音響により、非常にリアルなVR体験ができます。
同社はゲーミングプラットフォーム「Steam」を運営しているという強みがあり、Steamから購入したヘッドセット用コンテンツは他のデバイスやヘッドセットからもアクセスできます。
名前 | VALVE INDEX |
リフレッシュレート | 144Hz |
解像度 | 2,880×2,040 |
価格 | 165,980円 |
詳細情報 | https://www.valvesoftware.com/ja/index |
4-10.Nintendo Labo: VR Kit
Nintendo SwitchをVRとして遊べる「VR KIT」が発売されています。
「バズーカ」「カメラ」など6つのダンボールコントローラーを作ることができ、体験型のVRゲームで遊ぶことができます!
さらに、このVRゴーグルを使ってスーパーマリオやゼルダの伝説など任天堂の人気ゲームをプレイすることも。Nintendo Switchを持っている方は、一味違うVRの世界に触れてみてください。
名前 | Nintendo Switch Labo: VR Kit |
解像度 | 1,920×1,080 |
価格 | 8,778円 |
ホームページ | Nintendo Labo |
4-11.サンワサプライ MED-VRG3
密閉性のあるヘッドフォンが付いていたり、スマホ画面にタッチできるボタンがあったりとスマートフォン差し込み型の中でも、機能が充実しているのが「MED-VRG3」の特徴です。
本格的なVRゴーグルまではいかないけれど、VRコンテンツを長期的に楽しみたいという方にはこちらがオススメです。
名前 | サンワサプライ MED-VRG3 |
対応スマートフォンサイズ | 約W58×D7.5×H123mm~約W80×D10×H158mm ※4.7~6インチ程度 |
価格 | 7,150円 |
ホームページ | https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=MED-VRG3 |
4-12.リプロネクストオリジナルVRゴーグル
VRtipsの運営元であるリプロネクストもオリジナルのVRゴーグルを制作しています。
法人のノベルティ・グッズ向けとして販売しており、企業のキャラクターやオリジナルプリントなど、自由にデザインできる点が魅力です。
ダンボール製で軽く、表面はPP加工でコーティングを施しており、丈夫に長く利用できるのもポイント。
「VRで企業の魅力をプロモーションしたい!」とお考えの方におすすめです。
名前 | リプロネクストオリジナルVRゴーグル |
対応スマートフォンサイズ | W80×H160mm |
価格 | 500個の場合:825円/1個 1,000個の場合:605円/1個 |
詳細情報 | https://service.lipronext.com/ |
5.まとめ
VRヘッドセットは年々アップデートされており、どんどん機能性が上がっています。
この記事でご紹介した機器は2022年に発売されたものが多いので、2023年も業界の起爆剤となるような、新作が登場するかもしれません。
VRtipsを運営しているリプロネクストでは、オリジナルVRゴーグルの企画・制作を行っています。法人・自治体様向けに無料サンプルもご用意しておりますので、ノベルティやグッズ販売にお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「VRtips」は株式会社リプロネクストが運営しています。
ビジネスでVRコンテンツや段ボール製VRゴーグルを活用したいという方は、
お気軽にご相談ください。