- 2022/11/10
- 2024/04/11
バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)とは?事例7選やVRの効果もご紹介
最近では多様な働き方が広がっていく中で、オフィス環境に注目する人が増えています。
オフィスのあり方を見つめ直し、居心地の良さを追求する企業も増えており、採用活動のアピールポイントにしているところもあるようです。日々働く場所であるオフィス環境は、企業の雰囲気を伝える大切なポイントの一つといえるでしょう。
そんなオフィス環境をアピールするために、オンラインでオフィスツアーを行う「バーチャルオフィスツアー」を活用している企業も登場しています。
この記事では、バーチャルオフィスツアーとはどんなものなのか、導入の効果や採用目的でのメリット、実際の活用事例をご紹介します。
オフィスの魅力発信についてお悩みの方はぜひ、参考にしてください。
目次
1.バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)とは?
バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)は、360°パノラマ写真・VR等を活用し、オンライン上でオフィスを再現するコンテンツです。
現地でのオフィスツアーと同じようにリアルな雰囲気は届けつつつも、来社や案内の必要がなく、いつでも、どこでもオフィスツアーができるというのは大きな強みです。
活用シーンのほとんどは採用活動。最近はオンラインで選考が進むケースが増えているので、オンライン上で雰囲気を伝えられるバーチャルオフィスツアーが注目されています。
また、お客様に向けてサービスや設備の魅力を届ける目的で、商談用にオフィスツアーを導入する企業もあります。
2.採用目的のオフィスツアーは効果的なのか?
フロンティアコンサルティングが2016年卒の就活生を対象に行った調査によると、就活時にオフィス環境を「かなり重視する」と回答した学生が27%、「どちらかというと重視する」が64.5%という結果に。合わせて90%以上の就活生が「オフィス環境」を重視していることがわかりました。
オフィスの環境は、求職者にとってかなり重要な要素であるといえるでしょう。バーチャルオフィスツアーはオンライン上でオフィス環境の魅力を伝えることができるため、採用シーンで大きな効果を発揮します。
にも直結します。言葉だけでは伝えられない魅力を伝えることで、イメージアップにつながるでしょう。
3.採用目的のバーチャルオフィスツアーを行うメリット
バーチャルオフィスツアーは採用目的で効果的というお話をしましたが、具体的にどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。
- 場所・時間を問わずにオフィスを見てもらえる
- 働くイメージができ、ミスマッチ防止につながる
- さまざまな場面で活用できる
3-1.場所・時間を問わずオフィスを見てもらえる
リアルなオフィスツアーは自由に見学してもらうことは難しく、参加者は企業の予定に合わせて現地まで足を運ぶ必要がありました。しかし、バーチャルオフィスツアーではどこからでもオフィスの様子を見ることができるので、遠方からの求職者にも企業の魅力を伝えられます。
また時間の制限もなく、求職者の好きなタイミングでオフィス見学ができるので、広範囲での採用アプローチが可能になります。
3-2.働くイメージができ、ミスマッチ防止につながる
通常の動画や静止画では「企業で働いたときのイメージ」を具体的に伝えるのは困難ですが、360°見渡せるバーチャルオフィスツアーは、オフィスの様子や働いている社員の様子をリアルに見せることができます。
そのため求職者は、自分がオフィスで働くイメージがつかみやすくなります。
働くイメージをつかんでもらうことで、安心感を与えることができ、何より「入社してみたら、思っていたのと違った」というミスマッチの防止にもつながります。
3-3.さまざまな場面で活用できる
バーチャルオフィスツアーがオンライン上のコンテンツだからこそ、さまざまな活用方法があります。
会社のホームページに埋め込んだり、YouTubeのような動画サイトに配信することも可能です。
複数の場所に掲載することで、多角的なPRが行えます。
バーチャルオフィスツアーの中には、制作後にランニングコストがかからないものもあるため、長期的に見るとコストパフォーマンスの良いツールにもなり得ます。
4.企業バーチャルツアー事例8選!採用目的やPRなど
それでは、企業のバーチャルツアーの事例を見ていきましょう。今回は8つの事例をご紹介します。
- NTT都市開発株式会社
- GMOペパボ株式会社
- パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社
- EY新日本有限責任監査法人
- 楽天株式会社
- 株式会社キャッチネットワーク
- 株式会社 難波製作所
- 株式会社リプロネクスト
4-1.NTT都市開発株式会社【パノラマオフィスツアー】
東京都千代田区に本社を置く不動産会社「NTT都市開発株式会社」です。パノラマオフィスツアー特設ページでは、11あるオフィスビルの360度バーチャル体験ができます。
中には施設のエントランス部分から体験できるオフィスもあり、初めて訪れる場合に事前にチェックができるのでユーザーは安心できそうです。
パノラマオフィスツアーはVRにも対応しており、VRゴーグルをセットすることでより臨場感あふれるオフィス見学が体験できます。
▶︎▶︎NTT都市開発株式会社 パノラマオフィスツアー特設ページはこちら
4-2.GMOペパボ株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
GMOペパボ株式会社のバーチャルオフィスツアーは、入社日当日の気分を味わうことができます。
視聴者は新入社員目線で先輩に声をかけてもらいながら、オフィスの内部を巡っていきます。
社内だけでなくスタッフの雰囲気も伝わり、入社後の様子が具体的にイメージできる動画です。
4-3.パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
システム開発等を行う企業「パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社」。動画では、本社のオープンスペースでのミーティングの様子を、360°映像で見ることができます。
社内はもちろん、ミーティングの様子などの普段はなかなか見ることができない場所も見られるので、視聴者は会社のイメージが掴みやすくなりますね。
▶︎▶︎パナソニック スイッチギアシステムズ株式会社 公式サイトはこちら46-4.EY新日本有限責任監査法人【バーチャルオフィスツアー動画】
コンサルティングサービスを行う企業「EY新日本有限責任監査法人」。東京オフィスのバーチャルツアー動画で、オフィスを実際に案内してもらっている感覚で体験ができます。
それぞれのスペースごとに社員の声や、場所についての説明が聞けるので映像と共にイメージを深めることができます。
動画でも360°見渡せるので、会社の情報も細かく伝わります。
▶︎▶︎EY新日本有限責任監査法人 バーチャルオフィスツアーについてはこちら
4-5.楽天株式会社【バーチャルオフィスツアー動画】
「楽天株式会社」のオフィスツアー動画です。エントランスから内部まで、施設を全体的に紹介しています。
動画には実際に社員が働いている様子も映っているので、会社の雰囲気が伝わってきますね。
▶︎▶︎楽天株式会社 公式サイトはこちら
4-6.株式会社キャッチネットワーク
愛知県で有線テレビジョン放送事業やイベント事業を行う「株式会社キャッチネットワーク」。先輩社員2名が360°映像でオフィス環境を紹介しています。
実際に社員が働いている様子を映しながら特徴を言葉で伝えているので、その場で会社案内をしてもらっているかのような体験ができます。
▶︎▶︎株式会社キャッチネットワークVRオフィスツアーはこちら
4-7.株式会社 難波製作所【バーチャル工場見学ツアー】
VRtipsの運営元であるリプロネクストが担当した「バーチャル工場見学ツアー」は採用/営業ツールの二つの役割を持っています。
コーポレートサイトのリニューアルに合わせて、オンライン工場見学ツアーを導入。採用向けの工場案内コンテンツでもあり、オンライン商談でサービスや設備の特徴を伝えるツールとしても活用されています。
こちらは申請者のみが閲覧可能となっているので、空間を公開する上でセキュリティ面が心配な場合でも安心して利用できます。
▶︎▶︎株式会社 難波製作所様バーチャル工場見学ツアーページはこちら 46-8.株式会社リプロネクスト【バーチャルオフィスツアー】
VRtipsを運営するリプロネクストも採用サイトにてバーチャルオフィスツアーを公開しています。
3Dキャプチャーで新潟オフィスの雰囲気を忠実に再現。求職者の方にオフィス空間を知っていただきたく、採用サイトのトップページに埋め込んでいます。
5.テレワーク下でオフィスをVR化する事例も
採用目的のバーチャルオフィスツアー(VR会社見学)とは異なり、オフィスをVRやメタバースで再現し、リモートワーク下のバーチャルオフィスとして活用する企業も増えてきています。
VRtipsの姉妹メディアであるメタバースtipsの以下の記事で活用方法や事例をご紹介していますので、ご興味のある方は合わせてご覧ください。
▶︎▶︎関連記事:オフィスはメタバース空間に移り変わるのか?活用方法・事例を紹介
6.まとめ
企業の経営において、採用活動はとても重要です。
しかし採用に向けて、企業の持つ雰囲気を十分伝えきれていないケースが多いのも事実です。
求職者に向けて企業の魅力をダイレクトに伝えるためにも、バーチャルオフィスツアーを導入してみてはいかがでしょうか。
VRtipsを運営しているリプロネクストでは、バーチャルオフィスツアー(VR会社見学)におけるAR/VRやメタバース活用について企画から開発までサポートしています。「こんなコンテンツは作れるだろうか」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「VRtips」は株式会社リプロネクストが運営しています。
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